面白い文章が書けない
自分はこれまでお客さん相手にしゃべる仕事をしていましたので、しゃべるのは苦手ではありません。かといって、どんなときでも大爆笑!というほどのレベルではありません。関西人なら理解していただけると思うのですが、話しにはオチがないとダメ!というような感覚があります。よしもとイズムです。
しゃべるのと同じように文章を書くという方法もあるようですが、正直勝手が違うと感じています。それは『本来の自分はもっと面白いはず!』ということではなく、しゃべっているのを上手く文章にしても、しゃべっている面白さと文章の面白さが違うと感じているということです。
そして、勝手が違うという理由にかこつけて、面白い文章が書けないと悩んでおります。前のブログと合わせて3ヶ月ほどブログを書いていますので、なんとなく自分のスタイルみたいなものは出来上がりつつあるような気がします。しかし、それは面白いかどうかではなく自分のスタイルなだけです。
面白い文章って何だろう?
ちょっと喧嘩をふっかけるような見出しですが、そんな意図はございません。誰に向かっての謝罪かわかりませんが、先に謝っておきます。スミマセン。
例えば、エピソードが面白い、経験談が面白い、というような面白い文章は山ほどあります。でも、それはエピソードや経験談といった内容が面白いのであって、文章が面白いのとはちょっと違う気がします。しゃべりの上手い人は同じ内容の話を面白くしゃべれることが出来ます。ならば、同じ内容でも面白く書ける、ということが文章が面白いということでは?と考えているのですがいかがでしょうか?
エピソードが面白いと思う本
センスなのか努力して何とかなるのか?
文章を書くのキーボードを叩きます。他の人がブログを書いているところを見たことがないので比べにくいですが、自己判断ではかなりの下手っぴだと思います。でも、これは練習すればなんとか上達しそうな気がします。やってませんけど。
しかし、面白い文章が書けるのはやっぱりセンスなのかな?と思います。自分のこれまでの人生なんてそんなに面白いエピソードはありません。子どものころに一人で留守番をしていて、濡れた手を乾かそうと台所のシンクによじ登って、換気扇に手を近づけていたら、換気扇の羽に手を突っ込んでしまって手が血だらけになって・・・くらいしかありません。それ一個だけでは何ともなりません。
文章が面白くないブログが生き残る方法
こうやって日々ブログを書いているわけですが、自分では面白くないと思っている文章を書いているとめげそうになります。その象徴が文章の尻切れトンボ状態です。ネタを思いついて書き始めて途中までは調子がいいのですが、ラストのエンディングに向かえば向かうほど調子が悪くなって集中力が途切れて、ついついユーチューブを見始めて読みかけの本を開いて・・・あ゛~がげない~!と悶えるのです。
そんなブログでも、ブログで収入を得るためには書き続けないといけません。しかし、一時は5000を越えたアクセス数も今では見る影なく1000を越えれば喜びの舞を踊る程度です。やはりモチベーションはアクセス数であり、そこから得ることの出来るマネーです。アクセス数が少なくても稼げているブログはあるんでしょうが、今のところ自分には実感がありません。
面白い文章が書けるのであれば、文章が長くても短くても、面白い!と評価されるはずです。しかし、残念ながら自分の書いた文章では面白いとは思ってくれません。そうなったら自分ができることはひとつしかないのかなぁと思っています。
それは、他の人が書きたがらない文章、非常に面倒くさい文章、ではないかと思っています。ニュアンスがちょっと難しいのですが、自分で調べるのは面倒くさいけれど誰か調べて書いてくれないかなぁ~という文章です。
退職してハローワークに初めて行く時の注意点 - 働けおっさんブロガー
このハローワーク体験記は書くのに苦労しました。自分が体験したことなので間違いはないのですが、これからハローワークに行こうと思っている人に間違いがあってはいけないので、一々調べなおして何度も読み返してリリースしました。実際にこの記事よりも詳しく書かれているブログがあってそれを元に書いています。しかし、自分の実際に体験したことは、そのブログには書いてありません。それを正しい情報と組み合わせるのに苦労しました。
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自分の疑問がネタになる
先日思い付きでこんな記事を書いてみました。
映画ターザンとジャングルブックの違いをまとめてみる - 働けおっさんブロガー
単に、TVCMを見ててジャングルが映るので同じような映画だと勝手に思って、いっちょ調べてみるか! ⇒ じゃあ、記事にしてみるか!、となったわけですが、どうやら同じようなことを考えている人が少数派ではありますがおられたようで、ちょこちょこアクセスがあります。自分としては実験的な取り組みだったのでアクセスが多くなくても問題はありません。それより、同じことを考えている人が少なからず存在したことだけで喜んでいます。
多ジャンルに触れる
面白い文章を書けないブログが生き残っていく、もうひとつの方法は多ジャンルに触れることじゃないかと思っています。これについては先日このような記事を書かせてもらいました。
このブログで目指すのは『タモリ倶楽部』かもしれない - 働けおっさんブロガー
タモリ倶楽部を引き合いに出すのは恐れ多いとも思いましたが、目指すところとしては多ジャンルという部分だけのひっかかりで強引に書いてみました。自分の好きな物は生きてきた証のようにたくさんありますから、それをチビリチビリと書いていこうかと思います。
まとめ的なもの
面白い文章が書けないブログが読んでもらうためには
- 人のやりたがらない面倒くさいことを調べて読みやすいように書くこと
- ちょっと好きなだけでもいいから好きなことを多ジャンルで書くこと
と、まとめてみましたが、これでいいのかどうか自信はございません。しかし、前述したハローワーク体験記がそこそこの反応を頂きまして、喜びの舞を1回半踊りました。最盛期に比べるとスズメの涙ですが、会社を辞めてブログで生活することを目指して地道にやるしかない自分のとっては、大変うれしいことです。
本当は、本音としては面白い文章に憧れます。でも、それは面白いエピソードとは違います。面白いエピソードを書くために体を張って無理やり無茶な経験をして「オレって面白いだろ?」というのは何か違います。
そう考えると、面白い文章ではなく上手い文章を目指しているのかもしれません。どっちにしても、いつか納得できる文藻を書けるように日々精進して参りますので、今後もお付き合いいただければ幸いです。
でわ、股!!