46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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ブログって人の役に立つことしか書いちゃいけないの?

どうも、マスクド・ニシオカです。久しぶりに1日中ゲームして目がおかしくなりました。

なんだか挑発的なタイトルになってしまいましたが、全く誰にもケンカを売るつもりもなく、しかも、最初に答えてしまえれば。

「ブログって人の役に立つことしか書いちゃいけないの?」

「いや、好きなこと書いていいのがブログでしょ」

ハイおしまい。みたいな感じで片付けられることなのですが、どうにも「ブログの書き方」とか「アクセスUPの方法」なんて書かれているのを読むと、「読む人の役に立つことを書きましょう」ってあんまりにも多く書かれているので、「確かにそう!でも、そうなんだけど・・・」なんて思っちゃうわけです。

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そう思うきっかけとなったのが、古本屋で100円で買った古本コレクターの人(唐沢俊一)が書いた、古書の書評本を読んでいまして、その中で古本コレクターの方が、このようなことを書かれているのです。

本はためになるから読むものではない。面白いから読むのである。もちろん、その面白さにもさあざまな種類があるのだが。

僕にとって、読書というものの価値はひまつぶし、これしかない。馬鹿にされるかも知れないが、これで完璧にひまつぶしの目的にかなう本などというものは、実は滅多にないのである。

こんな調子で始まって、今度はひまつぶし用の本はこうでなければいけない、と書いています。

ひまつぶし用の本は、読んで役に立たないものでないといけない

ひまつぶし用の本は、読んで害のないものでないといけない

ひまつぶし用の本は、別に読まなくてもさしつかえのないものでないといけない

トンデモ怪書録―僕はこんな奇妙な本を読んできた (光文社文庫)

トンデモ怪書録―僕はこんな奇妙な本を読んできた (光文社文庫)

 

もちろん、ブログと本は違いますし「ひまをつぶしたい人の役に立っている」という一休さんのトンチみたいな片付け方も出来ますが、こんな考え方もあるんだと思えたので、この部分だけでも100円を出した価値があると思いました。このブログが「ひまをつぶしたい人」のお役に立てるかどうか?そこまでのクオリティーにはたどり着いていませんが、なんとなく面白そうなんですよね。「ひまつぶしブログ」が。

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自分はあまり人のブログを読みません。読めば読むほど自己嫌悪を感じてブログを書く気力が失せるので、読むとしても出来るだけ熟読しないでダメージを防ぐようにしています。もちろん、好きなブロガーさんの更新は追いかけてでも読みますが、それは自分にダメージではなく、勇気とかアイデアをくれる文章が書かれている可能性が高いのを知っているからです。

そうやって考えると、「自分のブログをそんな扱いを受けているんだろうな」とかいろいろ考えてしまうので、あまり深く考えないようにはしていますが、もし、自分のブログが「ひまつぶしのために読んでいる」と思われたら、なんとなく自分は気が楽になるような気がします。変ですかね。

「読まれるブログの書き方」「ブログのアクセス数を上げる方法」そんなことが書いている記事を、ブログを始めた当初は飛びついて読んでいましたが、最近はあまり読まなくなりました。そこには多少時間の流れによる変化はありますが、基本同じようなことが書かれています。確かに実際それでアクセス数が上がったり、儲かったりするでしょうから、それがうれしい人は満足でしょう。

ちょっと脱線しますが、以前一緒に仕事をしていた人から、こんな話を聞きました。

自分がいた現場。自分が抜けてから数字が上がったらしいのですが、その方法はどんどん宣伝をかけて、一気にお客さんを集めたみたいです。ただ、その宣伝の内容をスタッフに説明がされていなくてお客さんの対応が上手く出来ず、スタッフに負担がかかっているらしい。とのことなのです。

会社としては、数字が上がって儲かることが大事で、そのために多少の犠牲は仕方がないのかもしれませんが、そんなやり方で数字が上がって儲かって、面白いのか?と思ってしまうのです。会社とブログも違いますが、個人商店としてブログを運営しているのであれば、ブログにどんなことを書いていくのかは、会社の運営方針と似ているような気がするのです。そして、いくら数字が上がっても、やっていて楽しくなければやる意味なんてない。そう思いたいのです。本線復帰。

面白い文章が書ければいいのですが、だいたい、面白い文章というものが未だにわかりません。ただ、毎日そんなに面白いことが起きない、から日々起こることはブログ題材にならない、というのは違う気がしていまして、毎日自分の周りで何かが起こっているのですが、それをどうすれば面白く書けるか?ということだと思うのです。

例えば、嫁とTVを見ていてアメリカ大統領選のニュースのことをやっていました。そのときに嫁がこういいだしたのです。

「凄いなぁ~私なんて学級委員にすら立候補したことないのに・・・」

「大統領と学級委員と一緒にすな!」という感じでツッコミを入れましたが、これ自体はこういう風に書けばそんなに面白い話ではないのです。しかし、書き方次第で面白い話になりそうなことなのです。それが出来ていれば今頃こんな話をグダグダ書かずに、ビシーッとオモシロ話を書いているのですが・・・ムズカシイネ~。

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これまでに「人の役に立つ記事を書くぞ!」と鼻息荒く書いた記事がたくさんある以上「オレは役に立つ記事なんて書かねぇ!」なんてことは口が裂けてもいえませんが、現在の心境としましては、「ひまをつぶしたい人の役に立つブログ」が面白そうでなりません。当分はそれを目指して右往左往することでしょう。

そんなこんなで今後もブログを書いて参りますので、何卒よろしくお願い致します。

 

でわ、股!!

 

おおぉぉぉぉぉ!

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