46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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もし会社を辞めてなかったら?後悔はしていないけれど

会社を辞めてまだ1年も経過していませんが、今のところ後悔はしていません。

ただ、たまに以前一緒に働いていた現場のスタッフから相談があったりすると、もし会社を辞めていなかったら、今頃自分はどうなっていただろうか?と思うことがあります。

 

会社を辞めた理由

自分が会社を辞めた理由は、会社と自分の考え方が違っていると感じたからで、会社は生き残るために考え方を変えて成長し、自分は会社から学んだ考え方を変えずに働いてきました。

自分からすると「会社は変わってしまった」ですが、会社からすれば「アイツは頭の固いやつ」と思われているでしょう。

幸い自分には支払うべきローンもなく、子どももいませんので、嫁と2人ならなんとか生きていけるだろうと判断して会社を辞めましたが、嫁に相談もせず細かい計算は全く行っておりません。お金が足りるかどうか以前に、お金がいくらあるかも知らずに退職です。

 

辞めた会社のいま

会社からは何の連絡もありません。戻ってきてほしいと懇願されることもなく、飲みに誘われることもありません。「頭の固いやつ」と思われている以上、当然でしょう。

しかし、現場からは相談の連絡があります。再就職せずに自宅でブログを書いている身としては、時間の許す限り相談に乗っていますが、過去の人間が介入することがベストなのかは、いまだにわかりません。

ただ、現場にいるスタッフから相談を受けるということは、現場で起きている問題の量に比例していて、自分がいなくてもハッピーに働けているなら、いまは部外者である自分に相談など来ないでしょう。

つまり、会社は自分が辞めるときから会社は変わっていなくて、自分の考え方と違うままなのでしょう。

 

会社が変わらない理由

会社が変わらない理由は簡単で、儲かっているから。右肩上がりを続けていて、数字だけ見れば何の問題もないからです。

何の問題もないと感じているから、変える必要があるとは思いませんし、変えることが怖いことになっているはずです。

「儲かっているときこそ問題を探す。儲からなくなってからでは遅いから」と教えてくれたのは会社なんですけどねぇ。

 

自分が変わらない理由

会社で学んだ考え方が正しいのかどうかわかりませんが、自分はその考え方(=昔の会社の考え方)が好きなので、考え方を変えずに現場でやってきました。

もし、人生において生き残る方法が、会社で働き続ける選択肢しかないならば、自分は会社に合わせて考え方を変えていたかもしれません。

しかし、いろいろな人の話を聞いて本を読んで、生き残る方法は会社で働くこと以外にもあることを知りました。そして会社の外に出てみたら、やっぱり外の世界は広くて自由な世界でした。

 

会社を辞めても同じこと

会社を辞めたことは後悔していません。ただ、会社を辞めたからといって全てが良い方向に向かって進んでいるともいえません。広くて自由な世界は、広すぎて自由すぎて何をしていいかわからない、全ての結果が自分に直結する厳しい世界です。

会社にいるときは、現場のスタッフとの人間関係のことに神経をすり減らしていましたが、会社を辞めて自宅でひとりでブログを書いていると、今度は物音ひとつに「ビクッ!!」として寿命を縮めています。(多少大げさ)

もちろん収入は10分の1以下に減りましたから、倹約生活を強いられて好きな物を好きなだけ買うことも出来ません。ストレスは減ったけれどストレス解消も出来なくなったわけです。(とかいいつつ、モンハンの新作は買いましたが…)

 

もし会社を辞めてなかったら

会社からは一般的な金額の給料をもらっていましたし、嫁もフルで働いている会社員ですので、お金には不自由しなかったと思います。とはいっても普通に生活するレベルで不自由しないだけですけどね。

お金に余裕があるので、好きな本やゲームを買って満足はします。でも、それを遊ぶ時間がありません。現場のアルバイトが休んで人が足りなければ休日出勤で、会議があれば休日出勤、現場でトラブルが起きれば休日出勤で、代休は取れずに終わります。

もちろん自分のやり方に問題があるはずで、それを解消するためにいろいろやってきましたが、会社自体が変わってしまって人を大切にしなくなっているので、なかなか難しいのです。

自分が考え方を変えて、部下に仕事を丸投げして、さらに責任転嫁が出来るような人間になれば、休みも取れてお金にも余裕がある普通の生活を送れたかもしれません。数字さえ上がっていれば、会社も問題とはしないでしょう。

けれど、そんな人間になるのはイヤです。自分のことが嫌いになる。だから結局は会社を辞めていたでしょうね。

 

稼げないブログだけど・・・

ブログを書いていて、ほんのわずかでも自分の書いたことが誰かの役に立っていると感じることができれば、お金を稼ぐことよりもうれしいことです。

連休の間にやけに読まれている記事があると調べてみれば、以前自分が行った行楽地の感想記事で、その行楽地への行き方や駐車場の有無を知りたい方や、行こうかどうしようか迷っている方が読んでくれているのかな?と想像すると、あれこれ時間をかけて記事を書いた苦労も報われます。

もちろん生き残るのにはお金が必要ですが、最低限のお金があればそれでいいと思っています。

なんていってますが、いまだに必要最低限のお金もブログでは稼げていませんけどね、トホホ…。

 

ここまで読んで下さってありがとうございます。たまにこうやって何かを吐き出すブログですが、今後もよろしくお願いします。

 

でわ、股!!

 

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