46歳で退職してブロガーになってみた

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「メイウェザー vs 那須川」と「猪木 vs アリ」のハナシ

結局やるの?やらないの?

記者会見までして、日本だけでなく海外でも話題となった「メイウェザーvs 那須川」が、メイウェザー側の一方的な騙された発言によって中止の見方が強まっていたところに、今度は主催するRIZINからの、まだやる気まんまんのコメントがリリースされました。

RIZIN実行委員長榊原信行は現在弊社とメイウェザー選手との間で締結された基本契約書を基に、実施に向けての話し合いを行っております。来週には、明確なア ナウンスをさせていただければと思います。 

jp.rizinff.com

 

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もちろんここで詳しく触れるまでもなく、メイウェザーというのはファイトマネーの交渉が非常に上手い方であり、今回のことも交渉の一部として相手からお金を引き出すために、揺さぶりをかけているのかも?と思われます。

自分なんてのは単純ですから、それに完全に惑わされていて「おーい!どうなるんだよ!?」と揺さぶられまくっていますが、それでも、あんまりやりすぎると「もーどうでもいいや・・・」となってしまいそうな気がしますが、それでも実現したら観るんでしょうけどね。単純ですから。

あと個人的に思うのは、この世紀の一戦は、実は初めから実現することがない茶番であり、本当は、かつてメイウェザーと対戦したコナー・マクレガーとの試合の布石なのでは?なんて妄想をしておりました。

流れとしては、まずメイウェザー戦をぶち上げて、そこにマクレガーが噛み付いてきて、そのあとメイウェザーが(予定通り)降りて、因縁の生まれたマクレガーとの試合が決まる。みたいな感じ、というのはあまりにもプロレス的発想でしょうか?

 

今回打ち上げられた「メイウェザー vs 那須川」にニュースで引き合いに出されるのが、かつて行われた「猪木 vs アリ」ですが、こちらもすったもんだした上で実現した試合です。

そもそもはアリ側が「お金出すから、オレに挑戦する日本人(東洋人)はいない?」みたいな発言をしたことが始まりで、本当はアリ側がスカウトのつもりで果敢で有望な新人を発掘するのが狙いだったようですが、それに2人の日本人が噛み付きます。

その日本人のひとりはご存知アントニオ猪木ですが、もうひとりというのがジャイアント馬場だったということは(たぶん)あまり知られていません。ただ、この時点での2人の発言は、プロレスラーとしてのリップサービスであり、実現するとは思っていませんでした。

実は最初は「猪木 vs アリ」ではなく「高見山 vs アリ」というのが本命で、それをどうやって実現するか?までは話が進んだそうですが、まぁ、いろいろあって猪木に代わり、それが実現したのです。

ということが、下記の記事に書かれています。

gendai.ismedia.jp

 

さらに詳しく知りたい方は、このような本がオススメです。

アリ対猪木――アメリカから見た世界格闘史の特異点

アリ対猪木――アメリカから見た世界格闘史の特異点

 
アリと猪木のものがたり

アリと猪木のものがたり

 
完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)

完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)

 

 

さて、今回の「メイウェザー vs 那須川」が実現するかどうかは現時点ではわかりませんが、もし実現したとしても名勝負になるとは思えません。

その理由は単純で、かつて行われた「猪木 vs アリ」も世紀の一戦といわれながら、結局は世紀の大凡戦とこき下ろされました。

つまり、歴史は繰り返されるのです。

もちろんその後、2人の攻防は真剣勝負だからこそのものであり、何十年も経ってから理解及び評価をされるようになりましたが、それは総合格闘技という新しいジャンルが生まれてからの話で、時代が追いついていませんでした。

肝心のルールがどうなるかで大きく試合内容が変わると思いますが、それでも良い試合になるとは思えません。

しかし、この試合が実現するまでの攻防は、決してすぐには表に出てこないでしょうが絶対に面白いはずです。

前述した「高見山 vs アリ」のように、結局は消滅してしまうかもしれませんが、それにまつわる裏話は、いつかどこかで語られると思います。

それが何年後になるのかはわかりませんが、その日までワクワクして待ちましょう。

そして「猪木 vs アリ」を実現させた猪木は、やっぱり凄かったんだと思いましょう。

それが「メイウェザー vs 那須川」の正しい楽しみ方のような気がします。

 

でわ、股!!

 

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