46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

嘘をつくのが苦手な人の心理のハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

これまで48年間生きてきて「一度も嘘をついたことがない!」なんていうつもりはありません。

逆に、たくさんの嘘をついてきました。

でもそれは、追い込まれて苦し紛れについた嘘がほとんどで、計画的に考えて誰かをコントロールするためについた嘘ではありません。

 

世の中うまい嘘をついた人の方が上に行けるというか偉くなるというか、そんな感覚を持っていて、そしてうまい嘘は面白いとも思います。

高田純次が「どうも、ジョニー・デップです」と挨拶するのも嘘ですし、松本人志が「浜田がきらい」というのも嘘で、でもそれを聞いた自分は嘘だとわかるから笑っています。

またこれはちょっと毛色の違う話かもしれませんが、いつだったか島田紳助が吉本の芸人養成所(以下、NSC)で、芸人の卵を相手に講義をしたときに、「ある分野の、ひとつだけでいいから深い情報を知っていれば、多くの人はその分野に詳しい人だと勝手に思ってくれる」というような話をしていました。

例えば野球について、自分の知っている選手の細かいデータをスラスラと人前でしゃべれば、聞いている人が勝手に「この人は野球通だ!」と勝手に解釈してくれて、「きっとほかの選手のことも知っているに違いない!」となるから、本当は他の選手のことは知らなくてもいいから、ひとりの選手の細かい情報だけ覚える努力する。というような話です。

で、ここで自分のような嘘をつくのが苦手な人は「他の選手のことを聞かれたら答えられない」とか「先に「この選手のことしか知らないですけど・・・」とか言っちゃう」となってしまって、堂々と胸を張っていえないのです。

もちろん、この島田紳介の話は「嘘をつく」ということではなく、どちらかというと「相手をコントロールする(観客を笑わせる)」というテーマだと思いますが、嘘をつくのが苦手(下手)な人は、相手に勘ぐられるのでは?と考え過ぎて自滅してしまう、という共通点があるのでは?ということです。

つまり嘘をつくのにも技術が必要で、 どうせ嘘をつくならうまく嘘をつかないとダメだと思っていて、それができる人は人を楽しませたり会社で出世できたり、うまくやっていけるのではないか?と思うのです。

 

スポンサーリンク

 

 

自分はこのブログでほぼ毎日「何か」を書いているのですが、基本的には嘘は書いてはいません。

もちろん濁している部分とか、書けないこともあるので、ありのまま全てをさらけ出して書いているわけではないのですが・・・って、ホラ!こうやって予防線を張って書いちゃうんですよ!これも嘘のうまい人だと「嘘は書きません!」って断言すると思うのですよ。

でも先日、ブログでそういう嘘というかデタラメなことを書いてみようとしたのです。

www.maskednishioka.com

この記事を書き始めたきっかけは、実際にカンニング竹山のネット番組を見て、「TVに出ている人は平気で嘘をつくんだから、間に受けるなよ!」という物言いに対して、「じゃあ、なぜネットの発言を間に受けているの?」と真面目に思ったのです。

そこから書き始めて途中でおかしくなってきて、カンニング竹山のキレ芸を真似てみる気持ちもあいまってデタラメなことを書く気持ちになり、最初は「竹山さん」と書いていたのに最後は「アイツ」呼ばわりをしてみるとか、全然自分の身の丈に会わない、慣れない文章を書いてみたのです。

書いている自分が出来上がったものを読んで「なんじゃこりゃ?」と思う代物でしたから、読んでくださった方はもっと酷い感想を持たれたでしょう。もちろんそれ以前にたいして読まれていませんから・・・ってホラ!ここも!「多くの人に読まれた」とか書けばいいのにね。

 

知らないことを「知っている」とか、やっていたことを「やっていない」とか、持っているのに「持っていない」とか、そういう嘘がうまくつけたら世の中をスイスイと泳ぎ渡れるのでしょうけれど、どうしても嘘をつくのが下手で、嘘か本当かわかりにくい嘘しかつけない自分のような人間は、たとえ「正直者が馬鹿を見る」といわれても真面目にコツコツと生きるしかないのでしょうね。

というわけで慣れない嘘をつくのはやめて、たとえ「つまらない」と思われようとも、素直にコツコツと自分の身の丈にあったことを書いていきます。

そして、昨日の記事を読んて気持ち悪くなった方へ、ごめんなさいね。

 

でわ、股!!

 

クリックしてもらえると助かります。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村