46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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どうやら神様になったらしいハナシ〈mata.〉

子どもの頃から、現金主義です。

といっても、自分が子どもの頃は年齢的にも時代的にも現金が当たり前で、お金が無ければ欲しい物は手に入らず、お小遣いやお年玉を貯まるまで我慢するのが当たり前。という感覚でした。

しかし、そこに、借金という大人なシステムを教えてくれる友達が現れました。

あれは確か小学校の下校時、欲しいゲームがあるけれどお金がないから買えないことを話したら、誰かにお金を借りてゲームを買えばすぐに遊べるよ(もちろんお金は返すんだよ)と、甘い声で囁くのです。

その甘い囁きに、ほんの少し心は傾きましたが、よくよく考えれば誰かにお金を借りないといけないことと、当たり前ですが借りたお金は返さないといけないので、例え欲しかったゲームが手に入ったとしても、何も考えずに楽しめるか?となり、教えてくれた借金を実行することはありませんでした。

もちろん結婚して買ったマンションはローンですし、ネットでの買い物はクレジットカードで結果後払いですので、何がなんでも現金主義じゃないと!ってなことはありませんが、基本は今も現金主義です。

 

そんな現金主義が、時代と逆行していることは理解しています。

景気が良いことが世の中でお金が回ってることなら、自分みたいにレジで後ろを気にしてお札で払い、財布に溜まった小銭をタンス貯金している人間がいることで、景気を悪くしているかもしれません。

それでも抗い続けるのは、例えばスマホを手にしたことで電話番号を覚えられなくなったり、パソコンで文章を書くようになってどんどん漢字を忘れていったり、確かにキャッシュレスは便利で経済的にも良いことかもしれませんが、逆に人間としての能力を下げることになっているのでは?となり、可能な限り現金主義でいたいと思います。

 

そんなことを思っていたら、このようなニュースを目にしました。

「もう1店舗できるくらいの金額」キャッシュレス普及で増える“手数料” 利益圧迫に中小飲食店がため息

https://news.yahoo.co.jp/articles/309025cdcfacd896237e64f6dc5d63c25d7a5ece

詳しくは読んで頂くとして、つまりキャッシュレスにかかる費用がお店を圧迫して、店主からは現金で支払ってくれるお客さんが、このように見えるそうです。

「どんだけ辛いか。現金で払ってくれるお客様が神様に見える」

 

というわけで、現金主義の自分は、どうやら神様になったみたいです。

 

でわ、股じゃ!!