初めて買ったレコードは『BGM』
世間一般的には
BGM=バックグランドミュージックですが
勉強の苦手な自分には
BGM=YMOのアルバムでした
中学生の時に放送係になったのは
昼休みの校内放送で『君に胸キュン』を
流したかったから
みんなより早めに給食を食べて
放送室で踊り狂ったのを覚えています
雑誌の付録のポスターを壁に貼り
わざと暗くして武道館の音源を流して
ライブに行ってる妄想をしながら
いつの間にか眠る毎日でした
『サーヴィス』で三宅裕司と小倉久寛を知り
「猫にこんばんは」
「逃がした魚は泳いでる」
「犬も歩けば猫も歩く」
「腐っても食う」
これらにハマって周りに言うものの
全くウケずに落ち込んだものです
『アフター・サーヴィス』は
カセットテープに録音して
ウォークマンで何回も聴いて
聴いているうちに夢中になって
『La Femme Chinoise』(中国女)の
「ふーまんちゅあん、すじきゅー」を
大きな声で歌い出し
周りにドン引きされたことはいい思い出です
子どもの頃はお金がなくてライブに行けず
大人になってお金はあるけど仕事が忙しくて
ハールドハピネスで3人が集まったときに
行けなかったことを一生後悔するでしょう
自分がいつ死ぬなんてわかりませんが
葬儀で音楽を流すことができるなら
『テクノデリック』から
『Prologue』と『Epilogue』
遺言じゃないけれど
書き残しておきます
青春は若い人の特権で
おっさんの青春なんて
気持ち悪いかもしれませんが
自分にとってYMOは青春で
自分にとってYMOは永遠です
高橋幸宏さん
本当にありがとうございます
ゆっくりお休みください
坂本龍一さん
言葉にならないコメント
本当にありがとうございます
細野晴臣さん
きっとお辛いでしょうが
みんなわかってますので
ごゆっくり受け止めてください
そして最後にもう一度
自分にとってYMOは青春で
自分にとってYMOは永遠です
でわ、股!!