46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

病院のメシより不味いモノのハナシ〈mata.〉

「病院のメシは不味い」

という話を聞いたことがあります。

 

健康に気を付けた食事となると

塩分やカロリー控えめで

味のパンチがなくて物足りないのが

そう言われる理由なのでしょう。

 

ところがそうではありませんでした。

 

 

これは入院中に食べた食事ですが

ごはんに鶏肉にポテトに春雨サラダと

割と普通の食事として美味しく頂きました。

 

ただ

これは『高血圧用の食事』であり

その前の『脳梗塞用の食事』のときは

確かにあんまり美味しくなかったです。

 

ちなみに『脳梗塞用の食事』とは

後遺症の麻痺で舌が上手く動かず

それで誤嚥ししまわないように

(肺に入ったら肺炎を起こす?)

とにかく全てが柔らかい食事です。

 

ごはんはおかゆ

おかずはムースにソース

頼みの綱はゼリーとヨーグルト

とにかく味よりも食感で参ってしまいます。

 

しかし

それはまだましというか予想済みで

それでも食べないと回復しないので

我慢して食べていたのですが

それより酷かったのが・・・

 

 

とにかく水を飲めばスッキリするし

多少美味しくない食事でも

最後は水で流し込むことが出来るのですが

これも誤嚥防止のために

とろみのついた水しか飲ませてもらえず

これがとにかく不味くて

これだけはハッキリ拒否しました。

 

もちろん水分補給は必要なのですが

ずっと点滴をされている状態なので

割と水を飲まなくても平気で

さらに看護師さんが気を利かせてくれて

余分に飲むゼリーを出してくれて

それでしのぎました。

 

その後

ある程度元気になって許可が出て

水が飲めるようになったときは

「水がこれほど美味いとは!」

と感動しましたが

看護師さんが汲んでくれる水は

ただの水道水ということを後から知り

ちょっとだけ複雑な思いになりましたとさ。

 

でわ、股!!