長年スイミングスクールで
コーチの仕事をしていました。
しかし6年前に会社を辞めて
すっかり業界から足を洗ったので
こんなことが起きているとは
露知らずでした。
もう業界とは無関係なので
詳しいことも細かいこともわかりませんが
このニュース記事に書いてある
自殺されたのが7月というのが
たぶん繁忙期という名の地獄である
夏の短期教室が来る前に・・・
となったような気がします。
もちろん想像であり
もう関係のない人間ですが
業界に足を突っ込んだことがある身として
非常に残念でなりません。
スイミングスクールのコーチには
近い距離にお客さんがいるので
「お客さんに迷惑をかけてはいけない」
という純粋な気持ちが湧きやすく
会社のために身を粉にする気はなくても
お客さんのために自分を犠牲にします。
そして
会社がそれを利用しているのでは?
と思うのが会社のコメント
会社側は答弁書で、連続勤務やプール内での指導を強要しておらず、職場での対応も問題はなかったとし、自殺と業務の因果関係を否定。
「強要はしていない」と言ってますが
自らそうするように仕向けていたのでは?
ま、あくまでも想像ですけどね。
その昔
まだ自分が若造だった頃
現場の責任者は部屋の奥にいて
ふんぞり返っているのですが
部屋に入るためにスリッパに履き替え
わずかな階段を上る音だけで
「おい!どうした!」と
不調を見抜かれたことがあります。
スイミングスクールの仕事は
肉体的にも精神的にもハードな割に
もらえる給料は大した額じゃなく
やっているうちに
「ナニヤッテルンダロ?」と
頭がおかしくなる仕事です。
なので
それを経験している上司は目を光らせ
若いスタッフのわずかな変化も見逃さず
おかしくならないようにしていたはずですが
もうそんな時代は終わったのでしょうかね?
というわけで
現在もスイミング業界で働く方は
どうか無理しないように
そして無理させないように
適当に頑張ってください。
じゃないと
世間の流れに置いて行かれますよ?
でわ、股!!