少し前、こんなニュースを目にしました。
こけに覆われた姿が特徴的な「水掛不動尊」で知られる大阪・ミナミの法善寺（大阪市中央区）で昨年１２月、石像２体のこけの一部がはがされる被害があったことがわかった。
（中略）
寺が器物損壊などの容疑で大阪府警南署に被害届を出した後、同月２８日夜に寺を訪れた男性が「みすぼらしかったので、きれいにしてあげたかった」と自らの行為を認めた。反省した様子だったため、寺側は被害届を取り下げた。
大阪・ミナミの水掛不動尊、石像２体の「コケ」はがされる…反省する男性「みすぼらしかった」（読売新聞オンライン） - Yahoo!ニュース
これ、やった男性の言い訳（「みすぼらしかったので、きれいにしてあげたかった」）が、本当に見苦しいというか、ひたすら腹立たしいのですが、しかし、これが裁判になったら、そもそもコケが生えていることが正常なのか、コケをきれいにすることが正常なのか、どういう判決が下るかわかりませんが、ややこしいことだけは容易に考えられます。
なので、ややこしくなるのがわかっているから被害届を取り下げただけで、たぶん、この男性は「はぁ～助かった」と思っていて本当に反省していないような気もしますが、それ以上どうしようもないんでしょうね。う～む、なんだか悔しいです！
そこで、本当に反省しているのなら、この男性は自らコケを栽培し、再びこっそりとコケで作ったカツラをお地蔵さんに被せて、それで『大阪・ミナミの水掛不動尊、コケのカツラが着けられる』とニュースで報じられるというのは･･･ダメっすかね？
というわけで、コケ（苔）の本を。
でわ、股！！
