どうやら人間の脳というのは『覚えないといけないこと』は忘れやすく、『嫌なこと』は忘れないように出来ているようです。
テスト勉強のために単語を覚えないといけないのにそれらはパッと忘れてしまい、逆に自分のミスで起きたトラブルなどはずっと忘れずにいるものです。(って、自分だけですか?)
例えば『カギを閉めたかどうか?』とか『ウォシュレットしたかどうか?』なんてしょっちゅう忘れているのに、子どもの頃に両親にこっぴどく怒られた記憶や、あとは子どもの頃にウンコを漏らした記憶などはバッチリ残っています。
これは、どうやら嫌なことは自分の中で反省や後悔を繰り返すことで強く脳に刻み込まれ、それで簡単には忘れない仕組みがあるそうで、覚えないといけないことは・・・・なんでですかね?、ま、あくまでも素人の意見なので話半分でお読みください。
さて、ではどうすれば嫌なことを忘れれるか?となるのですが、これまでの経験上、嫌なことを忘れる方法としては、以下の2つに集約されると思われます。
- 時間が経過するのを待つ
- とにかく何らかの形で吐き出す
時間が経過するのを待つ
何をしててもしなくても、とにかく時間は過ぎていきますから、それで忘れるのをひたすら待つだけの作戦で、そう書くと無策のようにも思えますが、『ひたすら好きなことに没頭する』とか『黙々と仕事に没頭する』など、何らかの形で時間の経過を早く感じるような工夫をすることで、「いつの間にか忘れていた・・・」と口に出来るようにする方法です。
とにかく何らかの形で吐き出す
チラシの裏でもいいから書いて書いて書きまくり、もしくは誰かに愚痴を聞いてもらって吐き出して、とにかくスッキリする作戦です。
ここで気の小さい自分はよく「誰かに愚痴ったら、その誰かが嫌な気分にならないかしら?」と思ったものですが、残念ながら愚痴を聞いた誰かさんにとっては「どーでもいいこと」としてスッパリ忘れられることが多いので、実は有効な作戦だと思われます。
さて、もちろんこれらの方法は有効な方法で、これまで何度も仕事やプライベートで自らの過ちで他人様にご迷惑をかけてきたにも関わらず何とか生きているのは、すべて「時間の経過」と「何らかの形で吐き出せた」からであり、全部溜め込んでいたらどうなっていたか・・・想像するだけでも恐ろしいことになります。
しかし、どちらも時間がかかるのが玉にキズで、他に何かすぐに出来ることがないかと思って考えて、思いついたのがコチラです。
とにかく上を向く!(物理的に)
あくまでも個人的な意見ですが、真剣に物事を考えるときに上を向く癖があるので、それと同じ行動をすることで、形だけでも前向きになるのでは?みたいなことでやってみたら、頭の中で「果たしてこれでいいのだろうか?」とか「そういえば前にこれやったのって、何を真剣に考えたときだったっけ?」みたいなことが浮かんできて、不思議と嫌なことを一時的かもしれませんが忘れることが出来ました。
というわけで、とりあえず今日は上を向いておきます。
でわ、股!!