「おじいちゃんになってもゲームをする」というのが、ささやかな夢です。
なぜそう思うようになったか?
単純に「ゲームが面白いから」なのですが、それ以上に、子どものころに「ゲームばっかりしていると、ろくな大人にならない」みたいなことを言われたことが影響しているのかもしれません。
さて、先日Steamで1,520円で買ったゲームが楽しくて、ブログを書く時間どころ、寝食を忘れて遊んでおります。
ごくシンプルな内容ながら、その中毒性は高く、「やめどきがわからない・・・」的な面白さもあって、ついつい長時間プレイしております。
そりゃ~「ゲームばっかりしていると・・・」って言われちゃいますよね・・・。
でもね、ゲームの中でも、人生の役に立つ、とまでは言えなくても、それっぽいことを学べることもあるのです。
このゲーム(BARRICADEZ)、2Dタイプのタワーディフェンスゲームであり、画面右に映る赤ちゃんの乗った揺りかごを、出来るだけ長く守るのが目的です。
で、主人公(ロボット)はアイテムを組み合わせて、敵を倒す(もしくは止まらせる)のですが、その一番簡単な方方が、「ブロックを積む」ことです。
画面中央に見えるロボットが「主人公」で、左からやってくる黒っぽいのが「敵」で、その間に積んでいるのが「ブロック」であり、これで敵の進行を止めます。
が、当然のように、敵に破壊されます。
高く積み上げたブロックは、下から破壊されて、だるま落としのように崩れてきて、最後には乗り越えられてしまいます。
ハイ。
こうなると敵の進行を止めることは出来ず、このままだと揺りかごに入った赤ちゃんが襲われて、あっけなくゲームオーバーとなってしまいます。
で、これだとゲームオーバーになってしまうので、ブロックを強化したり、ブロックに変わる強化壁みたいなのを作って、敵から赤ちゃんを守るのが目的なのですが、それもイタチごっこみたいな感じで、ゲームが進むにつれて敵もパワーアップして、どんなに強い壁を作り上げても、それを破壊する敵が出てくるのです。
そんなことを繰り返しているときに、ふと思ったのです。
「確かにブロックは弱い。しかし、こいつは積み上げると敵に破壊されるけれど、ひとつだけだと敵は乗り越えていくので、破壊されない。
ん?、破壊されないということは、逆に強いということじゃないのか?
確かに敵に踏まれて乗り越えられるけれど、破壊されないから永久に使える万能アイテムじゃないのか?
つまり、人間お高くとまっていると、目を付けられて狙われて潰されるけれど、目立たないようにひっそりと生き延びる方が、実は賢いのでは?」
みたいなことをね。
もちろん、ひとつだけのブロックでは、乗り越えられて即ゲームオーバーですが、それをさらに並べてピラミッドみたいにすれば・・・
というわけで、こんな感じになりました。
ブロック以外のアイテムでごちゃごちゃしておりますが、最初のブロックをピラミッド状に積み上げると、どんな敵にも破壊されないことがわかりましたので、それを利用して足止めをしつつ、敵にダメージを与えて撃破する戦法で、赤ちゃんを守り続けております。
ゲームの最初の目的は「28日守る」ことであり、その後56日で別のエンディングを見ることが出来、さらに100日目を迎えましたが、いまだブロックは破壊されておりません。
さすがに敵の猛攻が激しくなってきて、ブロックは破壊されなくとも、揺りかごに迫る魔の手は伸びてきてますが、もうちょっと頑張ってみます。
というわけで、無理やりゲームの正当化を計るお話でした。
でわ、股!!