「出稼ぎ」といっても通いで、たったの3日間という短期間なのですが、お金が入り用になるのに合わせて、普段はやらない市民プールの監視員という仕事に精を出すので、「出稼ぎ」と称しています。
(筆者の腕)
さて、初日に比べ快晴となった2日目は、大変元気な中学生がたくさん来場され、《飛び込み禁止》と書かれている看板の前で、監視員の目を盗んでは飛び込んでくれます。
監視台に座り、それを見つけては笛を鳴らすのですが、彼らにとってはそれも楽しみのひとつなので、わかった上でやっているのでしょう。
もちろん監視員の仕事として、「オマエらなめんなよ!調子に乗っとったらイテまうど!」と優しく注意するのですが、そう言い切れない自分がいます。
というのは、中学生のとき、監視員の目を盗んで、いかに派手な飛び込みをするか?にひと夏の青春をかけていた、楽しい思い出があるからです。
監視員の視線を横目で見たり、友達に確認してもらいながらチャンスを待ち、その瞬間を狙っては派手に飛び込み、しかも、そのまま潜って雑踏に紛れて監視員の追跡の目を晦ますことが出来れば、ミッションコンプリートです。
ま、それに比べたら最近の中学生はまだまだだなぁ〜とは思いますが、これもいい思い出となってくれたらと思ってみたりします。
あと、監視員としては不適切な発言かもしれませんが、「睡魔との戦い」よりも「今時の中学生との戦い」の方が楽しいので、今日もたくさんの中学生のご来場をお待ちしております。
でわ、股!!