46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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「150円の幸せ」と「土曜日の男」のハナシ

毎週土曜日は、仕事に行くために電車に乗ります。

その電車に乗るための最寄り駅は、歩いて10分ほどの距離にあります。

「歩いて10分」は、充分歩ける距離なのですが、最近は自転車で行きます。

その自転車を駅前の自転車置き場に停めるためには、150円かかります。(1日150円)

その150円を「もったいない」と思うほどの稼ぎしかありませんが、「歩いて10分のところを自転車なら3分で行けるなら、単純計算で往復15分ほど時間短縮となり、その15分を150円で買っていると考えれば、安いのでは?」と思うようにしています。

というわけで、今日(というか、ついさっき)も自転車置き場に愛車を停めて、管理してくれているおじさんに150円を手渡してきました。

そのとき、自分が「お願いします」と言って、おじさんが「いってらっしゃい」と言葉を交わすのが通例となっていたのですが、今日は少し違いました。

「土曜日の男ですね」

もちろん、いきなり言われたのではなく、通例となっている挨拶から言葉のラリーが始まり、その最後におじさんが発したのが、このセリフでした。

どこで聞いたかは忘れましたが、「ちゃんと給食費を払っているんだから、子どもに「いただきます」と言わせるのはおかしい!」という親がいる世の中です。

それを自転車置き場に置き換えたら、自分はちゃんと150円を払っているのだから、「お願いします」と言わなくていいし、おじさんもちゃんと自転車を管理する仕事をしているのだから、「いってらっしゃい」も不要です。

しかし、自分が「土曜日の男」かどうかは置いておいて、それを言われたことで改札に向かうまでの足取りは軽くなり、今日こなさないといけない、割と難しい仕事にも、「よぉ〜し!やったる!」と前向きな姿勢になりました。

「そんな些細なことで浮かれポンチが何を…」とお思いかもしれませんが、人間なんて所詮こんなものじゃないのかな?

なんてことを考えながら、今日もお仕事頑張ってきます。

 

でわ、股!!