「スマホゲームには課金しない!」と固く決めています。
もちろん会社勤めを辞めてまともな収入が無くなった身分なので当然のことですが、決してそれだけではなく、会社勤めをしている、お金に余裕があるときから無課金を貫いてきました。
確かに課金した方がゲームを攻略して楽しめますし、そもそも無料で楽しめるゲームの存在を考えれば、課金する方が正しいような気もしますが、それでも無課金を決め込んでいるのは、子どもの頃の経験からかもしれません。
インベーダーゲームが流行ったのが、自分が小学生高学年か中学生の頃だと思います。
近所にはゲームセンターなるものが出現し、カツアゲされることにビビりながら、ほぼ毎日のように通っていました。
その当時の月のお小遣いが、確か1日100円という計算から、月に3,000円くらいだったと思います。
はっきり言って、ゲームセンターに毎日のように通っていたら、3,000円なんてアッという間に溶けてしまいます。
ちゃんとしたテーブル筐体のゲームを一回プレイする相場は100円で、それほど上手くないレバーさばきではせいぜい持って10分、熱くなって1日で3,000円が消えることもありました。
当然(?)それでは物足らず、ありとあらゆるお金、お年玉やらお祝いなどをゲームにつぎ込み、さらには軽犯罪に手を染めたこともあります。
ある朝母親の財布から札を抜いたことがバレて、朝刊を丸めてボッコボコにしばかれて、「本を買いたい」とお金をもらい、古本屋で適当に安い本を買って差額をチョロまかそうとしたのが父親にバレて、グーでどつかれたこともありました。
ただ、針金の先を丸めてコイン投入口から突っ込み、それをガシャガシャ動かして機械に誤作動を起こさせてコインの数を増やしたり、あるいは電子ライターの火花が飛ぶ部分だけ手に入れて、同じくコイン投入口でカチカチして、コンピュータに誤作動を起こしてクレジットを増やしたり、そういったことには手を染めなかったので、まだよかったかもしれません。(おこぼれをもらっていたので、共犯か…)
そうやって子どもの頃に散々ゲームに現ナマを突っ込んできたので、大人になってからは「やっちゃいけないこと」みたいな感覚があります。
例えとして合っているかどうかはわかりませんが、大人になるまで散々ヤンチャをしてきた人が、「悪さするのは、もう飽きた」みたいな感じで良い人になったり、逆に子どもの頃にモテなかった男性が、結婚して妻子がいるのに女遊びがやめられないとか、ちょっと違いますかね?
そんな自分が無料でダウンロードできるスマホゲームが無課金で遊べているということは、きっと誰かがいっぱい課金してくれているということなのでしょうが、おじさんはその分子どもの頃にたっぷりと課金してきましたので、チャラということでお許しください。
でわ、股!!