アナタは『スーパーササダンゴマシン』という人物をご存知だろうか。
古くから一般メディア(TVなど)にも出ているのでご存知の方もいるだろう。
おっさんは断言する、スーパーササダンゴマシンは天才である。
しかし、残念ながらプロレスの天才ではない。
プロレス頭の天才なのである。
本来であれば 、彼の経歴や生い立ちなどを書くべきかもしれないが、それはwikiで調べられるので、興味のある方はぜひお調べ頂きたい。ここでは自分の知ってほしい部分に特化して書き示したいと思う。
プロレス頭とは
一般にいうプロレスラーとは、体を尋常ではないくらいに鍛え上げ、その体をぶつけ合い客に闘いを見せる人たちのことを言う。しかし、彼が後に『水曜日のダウンタウン』に出演したときのセリフ「チケット代が発生して興行として成立すれば、それはプロレスなんじゃないでしょうか」に表せるように、客が納得すれば良いのではないか?ということである。つまり、体を鍛え上げることができなくても客を喜ばせるための『頭脳』があれば良い。これを総じてプロレス頭という。
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「行こうよ! プロレスの向こう側!」
彼は2004年に『マッスル』という興行を始める。そのキャッチフレーズが「行こうよ! プロレスの向こう側!」である。会場にはプロレスのリングがあり、そこに登場するのはレスラーである。しかし普通のプロレスではない。入場時ではないのに音楽が流れ、3カウントの時にはスローモーションになり、お互いの心情を表すセリフが映像と音楽と共に流れてくる。よくプロレスはショーだ八百長だと言われるが、これを見て八百長だと言っても始まらないのである。そんなことは軽く飛び越すぐらいのことをやっている。つまり『プロレスの向こう側である』
ちなみに自分は『マッスル』の中では『マッスルハウス4』が最高傑作であり、以前このブログでも紹介した『脚立VSコタツ』以上だと自負している。
坂井精機専務取締役
彼は『マッスル』を終わらせプロレスラーとして引退を決意し、実家の金型工場の跡継ぎとして表舞台に上がることはなくなった。しかし、金型工場の跡取りであり専務となったからかは不明だが、彼はまた動き出した。元はDDTプロレスという団体にいながら『マッスル』の興行を行っていたが、再びDDTと新たに新潟プロレに現れるようになる、そのときに生まれたのが、彼こと『スーパーササダンゴマシン』である。
後楽園ホールでのパワーポイントによるプレゼンテーション
スーパーササダンゴマシンとしてDDTや新潟プロレスに出場するようになり、普通のプロレスを行っていた彼だが、突如として牙をむく。もうこれは言葉で説明するのが難しいので、映像でぜひ見てほしい。
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確認しておきたい。このプレゼンはプロレスラーが行っているものであり、この会場はプロレスの聖地である後楽園ホールで行われているのである。プロレスの凄さを示すようなことはこの映像には出てこない、しかしこの観客の歓声はどうだろう。それがすべてを物語っているのではないだろうか。
最後に・・・
坂井 良宏・マッスル坂井・スーパーササダンゴマシン、全て彼の名前である。しかし、それはどうでもいいことである。気まぐれな彼は今後どこに向かうのかはわからない。たぶん誰にも理解できないのではないだろうか。自分達はただ彼を追いかけるしかできないと思う。彼はやはり天才である。
最後に前述の『水曜日のダウンタウン』に出演時の映像を載せておく。
でわ、股!!
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