ごめんなさい、でもこういうのが好きです
リオオリンピックも最終日となりましたが、レスリングの試合で珍事(?)が起こりました。審判の判定に怒ったコーチが服を脱ぎ捨てパンツ一丁で猛抗議を行ったのです。
本当にこういうのが好きなのは、不謹慎と思われるかもしれませんが、好きなものは仕方ありません。自分としたら「待ってました!」という感じです。でも、人間が真剣になっているからこそ、こういうことが起きるのです。とフォローしておきます。
試合の概要
リオオリンピック、レスリング男子フリースタイル65kg級3位決定戦
ガンゾリグ・マンダフナラン(モンゴル)「赤」
VS
イフティヨル・ナブルゾフ(ウズベキスタン)「青」
背景としては、モンゴルのレスリングの歴史上、これに勝てば初のメダル獲得ということもあり、モンゴルとしてはどうしても勝ちたい試合でした。以下はコーチのコメントです。
「300万人のモンゴル人がこの銅メダルを期待していたのに、われわれの手元にメダルはない。観客は100パーセントわれわれの味方だった」
これが、観客を何パーセント味方につけるか?を競う競技であれば・・・残念です。
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試合の流れと抗議に至るまで
試合の動画を貼っておきます。問題のパンツ一丁の抗議は、7:00頃からになります。
試合の内容と抗議に至る流れについて、簡単に書いておきます。ただ、自分がレスリングのルールについて詳しくないので、細かい部分までわからないので、その辺はご了承ください。
試合自体は白熱した好勝負となります。試合開始後、両者がポイントを取り合い接戦となります。
ポイントが7-6で、残り時間が5秒になった時点で、勝利を確信したガンゾリグ選手「赤」がガッツポーズをしながら逃げ回ります。(動画の4:40頃)
そのまま試合終了となり、ポイントは7-6でガンゾリグ選手「赤」が勝ったと思われます。
しかし、残り時間5秒の時点で審判がコーション(警告)を出していてナブルゾフ選手「青」に1ポイントが与えられています。これで、7-7となり同点です。
レスリングのルールによると、この場合同点ですが延長は無く、警告で得たポイントが多いほうが勝者となるようです。(違ってたらごめんなさい)
というわけで、大どんでん返しでイフティヨル選手「青」が勝利し3位確定となります。
これを判定を不服としたコーチが大噴火です。
2人いるコーチ(セコンド?)のひとりが、興奮して上着を脱いで脱いで履いていた靴を脱いで叩きつけて抗議します。(しかし、この時点では上半身裸なだけ)
そして、それを静止していたはずのもうひとりのコーチが会場を煽ります。
観客は大盛り上がりで大声援となります。
それに気を良くしたか?もうひとりのコーチも脱ぎ始めます。しかし、今度はパンツ一丁です。
その頃、当事者である選手同士はハグを交わし、敗者となったガンゾリグ選手「赤」も落ち着きを見せます。
しかし、コーチ2人は観客がさらに煽るものですから、引き下がりません。
結局、判定は覆りませんでしたが、審判がチャレンジ(判定を不服としてビデオ判定を申し入れる)を受け入れます。それでも覆ることは無く、最終的には8-7というスコアで試合終了となりました。(1ポイントはチャレンジ申請分?)
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会場としては大盛り上がりとなりましたが、このあと優勝決定戦があったので、完全に水を指す形になりました。
不謹慎ですが・・・
すいません、めちゃめちゃ面白かったです。
でわ、股!!