お笑いコンビのオードリー若林正恭さんが書いた本が、賞を受賞したというニュースを目にしました。
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、一昨年に訪れたキューバについて書き下ろした旅行記エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)が、一般社団法人日本旅行作家協会主催の『第3回 斎藤茂太賞』を受賞したことがわかった。情報にあふれ、せわしなく動き続ける日本から遠く離れた地で感じたさまざまな刺激を若林の視点からつづった作品が「旅にかかわる優れた著作を表彰」する同賞に輝いた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00000325-oric-ent
YouTubeではありますが、オードリーのオールナイトニッポンを愛するリトルトゥース(ラジオ内でのリスナーの呼び名) として、純粋に「よかったね~若ちゃん」と喜んでおります。
残念ながら読んでいないけれど・・・
ただ、残念ながらこの本は手にしておらず、どんな内容かは想像するしかできないのですが、前作である「社会人大学人見知り学部 卒業見込」は何度も繰り返し読んだ本なので、著者である若林先生の文章力やセンスなら、受賞は当然かな?みたいなことを感じます。
斎藤茂太って?
最初は単に「自分の好きな芸人さんが書いた本が賞を受賞した」レベルでニュースを見ていたのですが、その賞の名前に見覚えがある・・・あれ?モタさん?(斎藤茂太さんの愛称)
実は昔、仕事での人間関係に悩んで心療内科に通っていた時期がありました。
その当時はちゃんと働いてお金に余裕があったので、自分の気持ちに共感してくれそうな本を買い漁っていました。
そんな自分の支えになってくれた本の中に、このような一冊がありました。
仕事が上手く行かないのは自分のせいだと決め付け、自分のダメな部分をどうやったら治せるのか?と思い悩んでいるときに出会い、そのタイトルだけで買った記憶があります。
その著者が斎藤茂太さんであり、後からわかったことは精神科医としても有名で、他にも多数の本を出されているということでした。
その斎藤茂太さんの功績をたたえ、またその志を引き継ぐことが目的で作られた賞を、自分が好きな芸人である若林さんが受賞するのは、個人的にではありますが、なんだか感慨深いものがあります。
ちなみに、過去2回の斎藤茂太賞の受賞作品はコチラ
第1回「菌世界紀行ーー誰も知らないきのこを追って」
菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って (岩波科学ライブラリー)
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- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/12/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第2回「地図マニア 空想の旅」
最近の若林さんに思うこと
あまりにも勝手な、しれも妄想に近いことなのですが、オードリーの若林といえば女性が苦手でネクラで・・・みたいなイメージがありました。
しかし最近どんどん活発になっていて、女性関係でいえばタレントさんとのお付き合いが発覚したり、旅行で言えばキューバに続きオーロラを観にひとり旅をしたり、そんな話を耳にします。
前著である「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を何度も読んで、「ああ、こんな人がいるなら自分はまだ大丈夫だ・・・」みたいな感情を持っていた自分としては、なんだか裏切られたような気もしますが、あくまでも「勝手に」ですからね。
もちろん本人を責めることもなく、外野としては「こうやって成長していくんだなぁ~」と指をくわえて見ているしかできませんが、見守りたいと思います。
でわ、股!!
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