どうも、マスクド・ニシオカです。
先日、このような記事を書かせていただきました。
単純に、TVを観ててNHKにラッパーが出演していることに対して、最近のフリースタイルブームについてちょっと書かせてもらったのですが、ハッキリ言ってフリースタイルについて良くわかっていないのに書いたことが露呈したのか、このようなコメントを頂戴しました。
最近のラップブームについて思う、おっさんはフリースタイルに馴染めない - 働けおっさんブロガー
漢とKNZZはフリースタイル関係ないですよ〜
2016/09/02 23:33
NHKに出演したR指定さんに対して、女性アナウンサーさんが「ケンカにならないんですか?」という問いに「最近は無いです」とR指定さんが答えたのですが、『ラッパー同士のケンカがあった』と思い出して同じように扱いましたが・・・どうやら関係ないそうです。関係者各位、申し訳ございません。
それなら自分の好きなオールドスクールラッパーを
最近のフリースタイルラッパーのことは詳しい人に任せるとして、自分は昔聞いたHIPHOP、今でいうオールドスクールラップミュージックを自分の知る限り、紹介してみたいと思います。
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RUNDMC
はい、RUNDMCです。ここが自分のラップの始まりだと言ってもいいでしょう。この人たちのおかげで、アディダスのスニーカーのヒモ無しで高校に通うという、意味もわからずにミーハーな行動をしていました。もちろん、同級生にも誰にも理解されませんでしたけどね。
日本には何度も来ているので、2~3回はライブを観に行った覚えがあります。そりゃ~もうめちゃくちゃかっこよかったです。そして、今も活動しているみたいですね、DJのジャム マスター ジェイはもういませんが。
パブリック・エナミー
この人たちを一時期神格化していましたねぇ~(遠い目)自分は英語がわからないので、この人たちが何を伝えようとしているか良くわかりませんでしたが、パフォーマンスが派手で、『白人に対して文句を言ってる』というのはさすがに伝わってきました。
もちろんライブには何度も行きましたが、最初の頃のS1Wという武装したパフォーマーが出てくる演出があるときのほうが今も好きです。
DJのターミネーターXが離脱していますが、今でもパブリックエナミーとして活動しているのですが、さすがに日本には・・・来てるのかな?
ビースティー・ボーイズ
ラップは黒人のモノと誰かが決め付けたものではありませんが、たぶん白人で始めて有名になったラップグループではないでしょうか?
この人たちが初めて大阪に来たときのライブに、高校2年のときに行きました。そのときのオープニングがバブルガムブラザーズ(ブラザー・トム&ブラザー・コーン)でした。
残念ながらMCAがこの世を去ってしまいましたので、この3人でのプレイはもう観ることは出来ませんが、いつ観てもライブのサボタージュは最高に好きです。
LLクール・J
完全にデフ・ジャムの流れですが、この人のライブにも1回だけですが観に行きました。この人の曲で『I Need Love』というのがあるんですが、これまでラップといえば攻撃的なものばかりだと思っていたのが、ラブバラードという変則的(?)なもので、その当時はよく聴いていましたが、いま聴いてみるとちょっと恥ずかしくなります。懐かしいけれど。
エリックB&ラキム
なんとなく、トラックがおしゃれだとその当時は思ったんです。いや、いまもおしゃれなトラックだと思いますが、その表現があっているかどうかは自信がありません。ただ、気に入ってっずっと聴いていました。
トラックだけでなく、ラップもあまり攻撃的なものではなく、穏やかな感じが他にはなくて気に入っていたんだと思います。
後年、ラキムがソロで出したアルバムも内容を聴かずに買いましたが、買ってよかったと思ったことを覚えています。
ブギーダウンプロダクションズ
パブリクエネナミーとならぶメッセージ性の強いラップグループでしたが、それを理解出来るようになったのはだいぶ後のことです。ブギーダウンプロダクションズとしては短命でしたが、KRSワンがソロになって活動していたので、そのアルバムも買ったのを覚えています。
このKRSワンって人が意外と食の安全を気にする人で、「ハムやソーセージは体に毒だ!」って言っていたのをなぜか今でも忘れません。ハムもソーセージも好きで食べてますが。
ONYX
この人たちはオールドスクールに入るのかな?あまり日本ではメジャーにならなかったグループですが、このガチャガチャした感じが好きでした。
今こうやって考えてみると、RUNDMCのDJだったジャム・マスター・ジェイのレーベルからアルバムを出していたので、その流れでこの人たちのアルバムも手に入れているかもしれません。アルバムといってもCDですけどね。
N.W.A
泣く子も黙るラップ集団N.W.Aですな。先日映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』を観て始めた知ったことだらけでしたので、それくらいしか知識がありませんが、それでもこの人たちのアルバムだけは買っていました。
ただ、その後、キューブのアルバムは買うのに、ドレーのアルバムは買わなかったのがなぜなのか、自分のやったことですがいまだに謎です。
アイス-T
この人、声が渋いんですよ。もしかしたら、それだけかもしれません。しかし、この曲が映画で使われていて、その映画を観に行ったような行ってないような記憶。でも、先日ケーブルTVでやっていたので観ました。内容は、古めかしいカラーギャングのお話。
この人が好きなのは、さらに古い映画『ブレイク・ダンス』に出演しているので、自分がこの人に興味を持ったのは、たぶん映画『ブレイク・ダンス』の方からですね。きっと。
アイス・キューブ
ラスト10番目を飾るのは、10時10分の男ことアイス・キューブです。さきほどのN.W.Aから来る人ですが、なぜかこの人のアルバムだけ買っていました。
この人のライブにも1度だけ行ったことがありますが、そうとう熱いプレイだったのを覚えています。この『Wicked』が流れたときには、めちゃくちゃ興奮したなぁ~。ちなみに、そのときのオープニングがぜんじろう(上岡龍太郎の弟子)でした。
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最後に
正直、線引きがわからないので、これがオールドスクールかどうかはわかりませんが、古いことは間違いないのでオールドスクールとしました。
もっと古いところで言えば、カーティス・ブロウやグランドマスター・フラッシュもありますが、さすがにこれはリアルタイムでは聴いていません。もしかしたら、この辺がオールドスクールというならば、自分の選出はミドルスクールとなるのでしょうか?
不思議なのが、なぜ同じ頃に活躍していたドレーやコモンやイージー・Eなんかをほとんど聴かなかったのか?ただ、MCハマーやヴァニラ・アイスを聴かなかったのは正解だと思います。
そして、その当時高校生くらいだった自分は、英語が全く理解できず、さらにインターネットなんてなかった時代ですので、ラッパーのこともその曲の意味も雑誌(主に月刊ミュージックマガジン)で情報を得るくらいしか出来ませんでした。なので、どんなメッセージを伝えたがっているのかは、ほとんどわからずに自分の耳の心地よさだけを信じて聴いていました。最近のフリースタイルラップに馴染めないのは、ラップの意味を聞き取ろうとする機能が自分には失われているので、そのせいかもしれません。
でも、この記事を書くために改めて聴いてみて、やっぱり好きな曲ばかりでしたので、選んで公開したことを後悔はしていません。あくまでも自分の好きなラッパーなので、あしからず。
でわ、股!!
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