とあるブログを見ていて、ふと思い出した。
会社で何度も言われたこと。
復唱までしていたこと。
でも、よくよく考えたらそれって会社に言えること。
自転車のギアに油を差すとスイスイ
かつて勤めていた会社、最後の現場は自転車で通勤していました。どんなにゆっくりでも15分、必死のパッチで10分の距離ですからそんなに自転車のありがたみも感じませんでしたが、ある日なにを思ったか自転車に油を差してみました。
別にボロボロの自転車ではありませんでしたが、後輪6段の変則ギアが付いており普段使わないギアのところはガリガリ言ってましたが、それがスイスイになってなんとなく通勤が楽しくなったものです。
そんなことをいつものブログを見て思い出した
いつも参考にさせてもらってるブログにこんなことが書いてありました。
どうやらパソコンが調子悪いので買い換えようとされているようです。しかし自分が引っかかったのはそこじゃなく別の文章でした。(別の意図でスイマセン)
会社の研修で何度も聞いていた言葉
みなさんは7つの習慣というのご存知ですか?
森の中で木を倒そうと、一生懸命ノコギリをひいているきこりに出会ったとしよう。
「何をしているんですか」とあなたは訊く。
すると「見れば分かるだろう」と、無愛想な返事が返ってくる。「この木を倒そうとしているんだ」
「すごく疲れているようですが...。いつからやっているんですか」あなたは大声で尋ねる。
「かれこれもう五時間だ。くたくださ。大変な作業だよ」
「それじゃ、少し休んで、ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。そうすれば仕事がもっと早く片付くと思いますけど」あなたはアドバイスをする。
「刃を研いでいる暇なんてないさ。切るだけで精一杯だ」と強く言い返す。~『7つの習慣』より~
これはその一節なんですが、会社の研修担当の方が7つの習慣を研修に取り入れていて、よく聞かせてもらいました。当然この話も何度も聞いて復唱もしていました。
会社がそれを言う!?
揶揄することかもしれませんが、自分はこれを聞きながら『会社がそれを言う!?』と思っていました。『刃を研いだら?』と言うんだったら、スタッフを休ませるとか不満を取り除く為のガス抜きをするとか、なんでしないんだろう。なんで休みなく働いている人たちのさらに休みを奪うような研修会ををするのだろう?なんで?
って思っていたのを思い出しました。
自転車のギアに油を差すとスイスイ
自転車のギアも、同じとギア(5段)だけ使っていれば問題なかったのです。他のギアは使わなければスイスイでした。しかし、他のギアも使ってこそその自転車の100%の価値を引き出していることになります。だから自転車に油を差すことを無駄ではなかったと思います。
もし、自分が会社を退職したことを後悔することがあるとしたら、会社がスタッフという名のノコギリの刃を研いで、社員という自転車のギアに油を差すようになったら、後悔するかもしれません。
残念ながら、今のところは後悔しそうにありません。
でわ、股!!
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