朝、洗濯物を干している嫁さんが、こんなことを言いました。
「成人式かな、振袖着た人が写真撮ってる」
自分もベランダに出て確認すると、数人の正装した若者が集まって写真を撮りあっています。
コロナ禍で成人式があったりなかったりしておりましたが、今年の大阪の成人式はUSJで行われているそうで、この人たちがこれからUSJに行くかどうかは知りませんが、成人式であることは間違いないでしょう。
で、思い出すのは自分のときのこと。
もう30年ほど前の成人式の日、その頃スイミングスクールのアルバイトだけしていたプータローの自分にも成人式に出席する権利と意思はあったのですが、たまたま同じ歳のスタッフが複数人いて、それが同じ日に正当な理由とはいえ一斉に欠勤すると現場は大変になる・・・ということで、自ら成人式に出ないで働くことにしました。
が、もちろん後悔はしていません。
幸い、成人式を終えた友達が誘ってくれて、仕事終わりに、周りはスーツの中自分だけ普段着でカラオケで盛り上がって、それが楽しかった思い出だけは出来ましたし。
そして、成人式に出なかったことを、ある角度から見れば「一生に一度しかない成人式に出ていない人」となりますが、別の角度から見れば「成人式に出ずに仕事を優先した英雄」として語ることも出来ます。
人生、悲しい出来事が起きると、その時は辛いのですが、時間が経てば笑い話にできることもあるので、若い方々には頑張って、いや、テキトーに頑張ってもらいたいですね。
ただ、あのときの成人式は普通に体育館に集まって偉い人の話を聞くだけだったので、あのときUSJがあって、成人式の会場がUSJだったら、仕事なんて・・・
でわ、股!!