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RIZIN(2016)の結果と感想

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全試合の結果

2016/9/25に行われましたRIZINの全結果です。

なお、以下内容につきましては、『青空プロレス試合結果速報』さまより転載させていただきました。ありがとうございます。

[ライジン・速報] 9月25日 RIZIN 無差別級トーナメント 開幕戦 試合結果 [格闘技] – 青空プロレス試合結果速報

第1試合:スペシャルワンマッチ
〇ギャビ・ガルシア vs. ✕デスティニー・ヤーブロー
※RIZIN女子MMAルール:5分3R(無差別級契約)
結果:1R 2分42秒 一本(アームロック)

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第2試合:スペシャルワンマッチ
〇村田夏南子 vs. ✕キーラ・バタラ
※RIZIN女子MMAルール:5分3R(52.2kg契約)
結果:判定 3-0

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第3試合:スペシャルワンマッチ
✕木村”フィリップ”ミノル vs. 〇チャールズ”クレイジー・ホース”ベネット
※RIZIN MMA特別ルール:3分3R(67kg契約)
結果:1R 7秒 KO(右ストレート)

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第4試合:無差別級トーナメント1回線
✕テオドラス・オークストリス vs. 〇シモン・バヨル
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:判定 3-0

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第5試合:無差別級トーナメント1回線
✕ジョアン・アルメイダ vs. 〇アミール・アリアックバリ
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:1R 2分25秒 TKO(レフェリーストップ)

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第6試合:無差別級トーナメント1回線
✕カール・アルブレックソン vs. 〇ワレンティン・モルダフスキー
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:判定 0-3

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第7試合:無差別級トーナメント1回線
〇イリー・プロハースカ vs. ✕マーク・タニオス
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:判定 0-3

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第8試合:スペシャルワンマッチ
✕才賀紀左衛門 vs. 〇山本アーセン
※RIZIN MMAルール:1R10分/2R5分(62kg契約)
結果:判定 1-2

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第9試合:スペシャルワンマッチ
✕アンディ・サワー vs. 〇ダロン・クルックシャンク
※RIZIN MMAルール:1R10分/2R5分(71kg契約)
結果:1R 4分9秒 一本(リアネイキッドチョーク)

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第10試合:無差別級トーナメント1回線
✕藤田和之 vs. 〇バルト
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:2R 判定 0-3

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第11試合:無差別級トーナメント1回線
〇ミルコ・クロコップ vs. ✕ミョン・ヒョンマン
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:1R 2分30秒 一本(肩固め)
※12月29日、ミルコ・クロコップ vs. ヴァンダレイ・シウバ決定

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第12試合:スペシャルワンマッチ
〇RENA vs. ✕山本美憂
※RIZIN女子MMAルール:5分3R(49kg契約)
結果:1R 4分50秒 一本(アームトライアングルチョーク)

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第13試合:スペシャルワンマッチ
〇クロン・グレイシー vs. ✕所英男
※RIZIN MMA特別ルール:1分10分/2・3R5分(65.8kg契約)
結果:1R 9分49秒 1本(リアネイキッドチョーク)

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TVで放送された試合の感想

ここからは、地上波で放送された試合の感想を書いてみます。あくまでも、格闘技ファンのおっさんレベルが書くモノですので、生暖かくご覧ください。

木村”フィリップ”ミノル vs. チャールズ”クレイジー・ホース”ベネット

第3試合:スペシャルワンマッチ
✕木村”フィリップ”ミノル vs. 〇チャールズ”クレイジー・ホース”ベネット
※RIZIN MMA特別ルール:3分3R(67kg契約)
結果:1R 7秒 KO(右ストレート)

ワンパンチやワンキックなどのファーストコンタクトで試合が終わる、いわゆる秒殺というのは総合格闘技の試合ではたまにあることなので、それほど珍しいことではありませんが、それでも開始7秒というのはあっという間の出来事です。

木村選手がどれくらいの実力か詳しいことは知りませんが、最初の右ストレートを喰らったあとに動けなくなったのが全てでしょう。そして、それを逃さなかったのはさすがとしか言いようがないでしょう。

村田夏南子 vs. キーラ・バタラ

第2試合:スペシャルワンマッチ
〇村田夏南子 vs. ✕キーラ・バタラ
※RIZIN女子MMAルール:5分3R(52.2kg契約)
結果:判定 3-0

村田選手の能力は高く、今後も楽しみですが、この試合でいえばしとめ切れなかったというところでしょうか?グラウンドに入ってから優位には立っていましたが、アレコレ手を出しすぎたような気がします。でも、対戦相手のバタラ選手も相当なポテンシャルなので、それを圧倒した村田選手は今後楽しみです。

ギャビ・ガルシア vs. デスティニー・ヤーブロー

第1試合:スペシャルワンマッチ
〇ギャビ・ガルシア vs. ✕デスティニー・ヤーブロー
※RIZIN女子MMAルール:5分3R(無差別級契約)
結果:1R 2分42秒 一本(アームロック)

とにかくギャビ選手のポロリが心配でひやひやしました。最後はアームロックで一本取れましたが、これはヤーブロー選手が経験不足だったので取れたものでしょう。問題は女性のこのクラスの選手が少ないことで、今後相手を探すことの方が大変ではないでしょうか?

アンディ・サワー vs. ダロン・クルックシャンク

第9試合:スペシャルワンマッチ
✕アンディ・サワー vs. 〇ダロン・クルックシャンク
※RIZIN MMAルール:1R10分/2R5分(71kg契約)
結果:1R 4分9秒 一本(リアネイキッドチョーク)

誰もが派手な打撃戦を期待したのでしょうが、すぐにグラウンドに移行してあとはクルックシャンク選手が終始圧倒下しました。仕方のないことですが、アンディ選手はタックルへの対応が出来ていませんでしたので、今後立ち技を引退して総合格闘技でやっていくなら、相当な練習が必要でしょう。

才賀紀左衛門 vs. 山本アーセン

第8試合:スペシャルワンマッチ
✕才賀紀左衛門 vs. 〇山本アーセン
※RIZIN MMAルール:1R10分/2R5分(62kg契約)
結果:判定 1-2

 明暗を分けたのは、試合開始2分頃にアーセン選手が放った後方へのそり投げ(ジャーマン)ですね。

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この画像を見てもらうとわかりますが、右手をついてしまっています。この受身の取り方をすると肘から肩に直接衝撃が伝わるので、肩に異常が起きても仕方ありません。これで才賀選手の右は封じられることになります。公式サイトの試合後のインタビューでは「ついていない」と言ってましたが、これは自業自得です。プロレスラーならこんな受身は取りません。まぁプロレスラーではないのですけれど。

逆にこれで打撃を封じられた相手を捉えきれなかったアーセン選手、という見方も出来ます。グラウンドでは圧倒的にアーセン選手のほうが有利だと思われていました、実際グラウンドに持ち込むまでは手を変え品を変え成功していましたが、そこから先が極めることが出来ませんでした。今後の課題といえるでしょう。

しかし、どちらにしても見ていて楽しいスリリングな試合でした。今後も両選手の活躍が楽しみです。あと、あびる優さんは今回は控えめだと思ったんですが、いかがでしたか?

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藤田和之 vs. バルト

第10試合:無差別級トーナメント1回線
✕藤田和之 vs. 〇バルト
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:2R 判定 0-3

過去、自分が知る限りお腹がブヨブヨの選手は大成しません。ありえないことですが、あのお腹のお肉をギューーーーーー!ってつねったら勝てそうな気がします。藤田選手のファイトスタイルの中にローキックというものは無いはずです。もし、バルト選手を攻略するとすれば打撃を下半身に集中して、相手の懐に出たり入ったりを繰り返せば自滅しそうな気がします。個人的にはミノワマン選手の出番ではないかと思います。

そして、藤田選手が試合後のインタビューで引退を表明したようですが、アントニオ猪木を継いでいるなら・・・どうなるかわかりませんね。

ミルコ・クロコップ vs. ミョン・ヒョンマン

第11試合:無差別級トーナメント1回線
〇ミルコ・クロコップ vs. ✕ミョン・ヒョンマン
※トーナメントルール:5分2R/延長5分1R
結果:1R 2分30秒 一本(肩固め)

「あのミルコが帰ってきた!」と手放しに喜びたいところですが、今回は相手が弱すぎたので結局のところはよくわかりません。昔、ヒョードルとかと試合をしていたときのミルコ選手は、タックルを切るのが抜群に上手かったはずです。腰が強くてびくともしない。しかし、年齢のせいなのかその腰の強さを感じませんでした。

グラウンドに持ち込んで相手をしとめたのはさすがですが、打撃で圧倒できないと思ったからかもしれません。

12/29の次大会でシウバ選手との試合が決定と発表がありましたが、おっさんとしては懐かしくてうれしいのですが、正直あの頃のキレはもうないでしょう。話題にはなると思いますし、あの頃を知らない若い世代にとっては、凄いおっさん同士が殴り合っている!と思えるかもしれません。ま、何だかんだ言って楽しみですけどね。

クロン・グレイシー vs. 所英男

第13試合:スペシャルワンマッチ
〇クロン・グレイシー vs. ✕所英男
※RIZIN MMA特別ルール:1分10分/2・3R5分(65.8kg契約)
結果:1R 9分49秒 1本(リアネイキッドチョーク)

クロン選手が強すぎます。前回、RIZINのことを書いた記事にコメントをいただいていましたが、以前、日本でトップクラスの寝業師である青木選手がクロン選手と寝技だけの試合をやっているのですが、青木選手が手も足も出ないような状態で負けています。なので、戦前より寝技が得意な所選手でも苦戦するであろうと思われていました。しかし、ここまで完璧にしとめられるとは、何度か繰り返し試合を見て感服しました。

個人的な感想として、3つポイントを書いてみます。

1)試合時間

この試合は1R=10分で2・3Rが5分というルールです。で、決着がついたのが9分49秒となっています。つまり、所選手とすればあと11秒我慢すればこのラウンドは逃げることが出来ました。しかし、それでもタップしたのはタップしなければ落ちて(失神して)いたからでしょう。残り時間は、セコンドが言ってくれたりしますがそれ以上にクロン選手が決め時を本能的に理解していて、それであの試合時間だったのではないか?というのは考えすぎでしょうか?

2)猪木アリ状態

片方の選手が立っていて、もう片方の選手が仰向けに寝ている状態を、猪木アリ状態と言います。立っている選手のほうが有利に思えますが、寝ている選手が反撃することで立っている選手が相手の懐に入ることが出来ず、こう着状態になることが多くなります。

この猪木アリ状態が、この試合でも見られました。しかも、それは両者が両方の状態になっています。所選手が立っていたとき、所選手は上からの打撃からジャンプしてのパウンドを経て相手の懐に飛び込みました。

しかし、逆の状態で、クロン選手が立っているときに、何も打撃を放たずにスルリとグラウンドに入っていきます。しかも2度。映像を何度か確認しましたが、まるでマジックのように自然に入っていきます。自分が知らないだけでしょうが、ちょっと衝撃を受けました。進化してるんですね。

3)最後のスリーパー

最近はスリーパーとは言わないんですね。最後のところを何度も見てみると、グラウンドの攻防でパウンドを嫌って動いたらマウントを取られて、そこから脱出しようとうつ伏せになったらチョークが決まります。このチョークが入るところがめちゃくちゃ上手いと思いました。

映像で確認すると、クロン選手が右手で首を狙って出来たわずかな隙間に左手がスルっと入ってきて、あとは逃げることが出来ません。これが出来なくて相手をしとめそこなう選手が多い中、お手本になるような攻防だったと思います。素晴らしい。次は誰とやるのでしょう?とても楽しみです。

RENA vs. 山本美憂

第12試合:スペシャルワンマッチ
〇RENA vs. ✕山本美憂
※RIZIN女子MMAルール:5分3R(49kg契約)
結果:1R 4分50秒 一本(アームトライアングルチョーク)

まず、戦前の予想以上に山本選手が打撃に対応出来ていませんでした。反応出来ないではなく、打撃を喰らい慣れていないというか打たれ弱いということでしょう。それが如実に現れたのが、山本選手がタックルで倒して上になったところに、RENA選手の下からの蹴りがアゴに飛んできたときです。山本選手は完全に油断していたのか、これで足をすくわれて体勢を返されます。

その後も山本選手はタックルでテイクダウンを取って上になりますが、下からの打撃で返されます。つまり、スタンディングでの打撃は予測できていましたが、グラウンドでの打撃を喰らったときに体がすくんでしまうようになっていると思われます。

スタンディング状態でもRENA選手の軽い打撃が何度かでますが、山本選手はあきらかに反応できていませんでした。

それに引き換え、RENA選手はグラウンドの状態になっても焦ることなく、それどころか流れの中でチョークを決めてしまいます。打撃がこれだけ上手い選手が決め技を持ったということは、凄い選手が出来てしまったようです。

今後もシュートボクシングと総合格闘技の両方をやるみたいですが、個人的には総合格闘技での活躍を楽しみにしています。

最後に

12/29・31に次大会が行われ、それもTV放送(予定)があるそうです。今回の放送の視聴率が良ければいいのですが、TVで見た限りでは面白い試合が多かったので、大丈夫でしょうか。

ただ、才賀紀左衛門 vs. 山本アーセンの試合中にありましたが、リングの外に出ると消極的であるとして忠告を受けるルールになっています。才賀選手の肩を持つわけではありませんが、ロープを持つことが出来ないので、相手に無理やり押し出されたら踏ん張りようが利かないように思えます。これは再考した方が良いのでは?と感じました。

 

でわ、股!!

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