どうも、マスクド・ニシオカです。
このブログでも書いていますが、自分はスイミングスクールで水泳コーチとして働いていました。スイミングスクールでは主に子どもを対象に水泳を教えるコーチをしながら、支配人として現場を統括する仕事もしていました。
26年もコーチをやってきましたので、たくさんの子どもと触れ合ってきて、数え切れないくらいの思い出があります。そんな思い出の中で忘れられないのが、クリスマス会での出来事で、今でも記憶が鮮明に蘇ります。
そのときのクリスマス会では、みんなでケーキを食べてプレゼントを交換して、クリスマスソングをコーチと一緒に歌って楽しむというような内容でした。それに加えてスイミングスクールが用意したお菓子の詰め合わせを、サンタさんがプレゼントしてくれるというサプライズを用意していて、これは参加者にはヒミツです。
スタッフと相談して、責任者だった自分がサンタになってお菓子を配る役になったのですが、普通にやってはおもしろくないと考えました。そこで普通のサンタが登場でハッピーエンドではなく、子どもを驚かせるようなことを考えました。
さいわいクリスマス会には低年齢でも保護者が同伴であれば参加可能で、3分の1くらいの子どもが保護者と一緒に参加することになっています。つまりその保護者は、何かあれば協力してくれるスタッフ代わりにもなると考え、大胆な方法で驚かせることにしました。
当日、ケーキも食べてプレゼント交換もして、クリスマスソングをみんなで歌って盛り上がりました。そして司会進行役の女性スタッフが、サンタの登場を発表します。
「なんと!サンタさんがプレゼントを持ってきてくれました~!」
サンタの登場は予定になかったので、子ども達は大喜びです。高学年の子ども達はわかっていたよという顔をしていますが、お菓子がもらえるならと喜んでいます。
しかし、「サンタさんの登場で~す!」という声がしても、なかなかサンタは現れません。ここか司会の女性スタッフの演技が始まります。
「ちょっと様子を見てくるね~」
そういって部屋を出て数十秒後、今度は血相を変えた女性の女性スタッフが、部屋に戻ってきて、こう叫びます。
「みんな~大変!お菓子をワルイサンタに取られちゃったみたい!」
子ども達は何が起こっているか理解できませんが、保護者は女性スタッフの演技で何かがあることをあることを理解したようで、動けるように備えます。
そしていよいよ、ワルイサンタの登場です。衣装こそサンタの格好をしていますが、その顔は基本白塗りで、口を真っ赤に大きく書いてあり、イメージするのはキングボンビーです。
これで登場したときの低年齢の子どもの驚きようといったら、ある子どもは泣き叫び、ある子どもはテーブルの下に潜りこみ、またある子どもは母親にしがみつき、こちらが思った以上の驚きようでした。
保護者の方は事前に察知していたので、カメラを片手にやんやの大喝采で迎えてくれて、高学年の子ども達は顔面白塗りの支配人が現れたと、大笑いしてくれました。
そのあとは、「プレゼントが欲しかったら、ちゃんということを聞くか?お手伝いをするか?」という、サンタともクリスマスとも関係ないことになりましたが、全員にお菓子を配ってワルイサンタは去っていきました。
本当に楽しい思い出です。
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ここからが本題
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
残念ながら自分には子どもがいないので、本当の大変さは実感できませんが、 これまでにたくさんの子どもに水泳を指導してきて思うのは、しつけって本当に大変だと思います。
子どもがいうことを聞かなかったりすると、親としてはカッとなることもありますが、手を上げるわけにもいきませんし、どうしていいかわからなくなるでしょう。
最近ではしつけアプリなるものもあり、それで効果があればいいのですが、効果が一時的な場合もありますので、なかなか簡単ではないようです。
こんなしつけサービスを見つけました!
たまたまネットで探していると、このようなサイトを見つけました。
どうやら某地方で有名な「な〇はげ」に似て非なるもので、「ばけおに」という出張しつけサービスのようです。
サイトには動画で「ばけおに」登場の様子を見ることが出来ますが、これがかなり本格的で、子どもは完全にパニックになっています。
もちろん、しつけの目的として困っていることなどを事前に伝えておくことで、パフォーマンス中に上手く伝えてくれるようです。
サービスの内容
しつけサービスの料金や対象地域などの内容は、このようになっています。
- 料金に含まれるもの 「ばけおに」パフォーマンスと出張交通費
- 対象年齢 3歳~5歳
- 対応地域 東京23区、および、その近郊
- 料金 子ども5名様まで10,000円(税込)
- 6名以上は1名ごとに2,000円プラス
- 割引サービスあり
「ばけおに」パフォーマンス以外にも「しつけ相談」などもあるようですので、詳しくは公式サイトで確認してみてください。
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最後に
子どものしつけに正解はないですから、この「ばけおに」しつけサービスも必ずしも正しいことではないかもしれません。しかし本家である「なまはげ」の方は、伝統行事ながら、本格的な衣装で家に上がられると掃除が大変だからと親が断ることもあるようですので、このようなしつけサービスは貴重かもしれません。
残念ながら自分には子どもがいませんし、対象地区にも住んでいませんので、経験することは出来ませんが、実際に見てみたいと思います。でも、きっと笑ってしまいます。
■パパ、ママが、お子様を守る
ここが一番大事です。
お子様の不安が和らぐように、しっかり抱きかかえてください。
また、「大丈夫、大丈夫」「いい子にしていれば大丈夫」とお子様に声を掛けてください。
決して、笑ったり、けしかけたりしてはいけません。
すみません、やっぱり「ばけおに」を演じるほうがいいな。
でわ、股!!
クリックしねえ子はいね~か~
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