先日、職場であるスイミングスクールで、同じアルバイトとして働くZ世代コーチから「子どもが泣くとどうしたらいいか・・・」的な話をされたので、先輩コーチとしてアドバイスをしたのですが、よくよく考えたら共感してもらいたかっただけで、偉そうに講釈を垂れたことに「ただの老害やん・・・」と嫌悪感に包まれました。
と書いたら、コメント(ブックマーク)を頂きました。
Z世代に仕事のことを聞かれて答えて自己嫌悪になるハナシ〈mata.〉 - 働けおっさんブロガー
子供の頃泣き虫だった私としては、子供は自分の気持ちを言語化できないから泣いちゃうわけで、聞き出そうとしても本当のことは出てこない可能性高いですよ……あ、知ったかぶりの私に自己嫌悪してしまいました( ̄O ̄)
2025/05/13 04:38
ねぼけねこさん、いつも本当にありがとうございます。(もちろんわっとさんにも感謝)
これ、本当にそうで、泣いている子どもに「どうしたの?」とか「何が嫌?」と聞いても答えないことがあり、ねぼけねこさんが仰られるように、自分の気持ちを言語化できないから泣いている子どももいれば、何で泣いているかわからない子どもだっているので、いくら「どうしたの?」とか「何が嫌?」と聞いても、何の答えも返ってきません。
というか、そもそもこれらのことは小手先のテクニックであり、会話のラリーで気をはぐらかせ、いつの間にか泣き止んでいる状態に持って行く手法なのです。
例えば、泣いている子どもに「今日は誰と来たの?」とか「今日は自転車で来たの?」などの子どもが答えられる質問から始め、次に「朝ゴハンは何を食べたの?」とか「家に帰ったら何して遊ぶ?」など、少し難しい質問をして、次第に子どもが思考を巡らすようになると、いつの間にか泣くことを忘れさせようとしているのです。
そんな小手先のテクニックでは、自分の気持ちを言語化できないから泣いている子どもを泣き止ますことなんて、そう簡単ではありません。
なので、そんなときは、ひたすら抱きしめます。
もちろん、子どもの年齢や性別などに配慮は必要で、低年齢であれば抱っこできますが、抱っこしてるのが変に見える年齢であれば「手を握る」とか「背中をさする」とか、とにかく触れることで安心感を与え、同時に「そうやんな~嫌やんな~」など声をかけて、ひたすら共感して寄り添ってあげます。
ただ、こうやって書くと簡単なことですが、スイミングスクールのコーチは常に「1VS複数」であり、泣いている子どもに触れながら他の子どもも見ないといけないので、実際にやるのは難しく、それなりの経験が必要です。
そして、これをしたからといって、すぐに泣き止むわけじゃなく、というか、そもそもこれが合っているかどうかはわかりませんが、これまでの経験上、これ以上の方法は、まだ見つかっていません。
というわけで、「もしも、ねぼけねこさんが子どもとしてプールにやってきたら・・・」みたいな妄想を数日していて返答が遅くなったことを、どうかお許しください。
そして、なんだか、初心に戻るというか、気が引き締まるというか、そんな機会を頂き、重ね重ねありがとうございます。
でわ、股!!