昔、ウルティマオンラインという、世界中で遊ばれているオンラインゲームをしていて、ゲームを運営(管理?)する方が、このようなことを語っていました。
ゲームの楽しみ方で、国民性が見えるときがある。
例えば日本人は効率よく攻略することを優先し、臨時的に強いモンスターを投入したら、そのモンスターに有効な攻撃方法を見出して、あっという間に倒してしまう。
逆に欧米人はロールプレイを優先し、強いモンスターを投入しても、それまで使っていた武具や攻撃方法で倒すことを優先し、倒せなくてもゲームを楽しんでいるように思える。
そういう意味では、ニッポンよりもアメリカの方が、ゲームの世界に没頭する楽しみ方をしているように思えます。(もちろん個人の意見です)
アメリカには、WWEという巨大プロレス団体があります。
基本は日本のプロレスと同じで、鍛え上げた肉体をぶつけあう戦いを見せるものですが、それ以上にドラマ性やショーの要素が強調されていて、言い方は悪いですが、まるでコント見せられている?ということもあります。
ただ、どうやらアメリカの方々はこれが好きみたいで、「レッスルマニア」というビッグイベントには、会場に6万人も集まり、100万世帯(もっと?)がペイパービューで視聴するほどです。
そういう意味では、ニッポンよりもアメリカの方が、プロレスの世界に没頭する楽しみ方をしているように思えます。(もちろん楽しみ方は人それぞれです)
ところが、野球(もしくはベースボール)だけは、違う気がするのです。
というのは、日本の野球は観客参加型で、プレイ中にもかかわらず、観客は楽器を慣らし声を枯らし応援しますが、アメリカのベースボールでは静かで、キャッチャーが受けた「スバン!」という音が聞こえたり、大谷が打ったときは「ガキン!」と聞こえたり、プレイを見守っているように思えます。
そういう意味では、アメリカよりもニッポンの方が、野球の世界に没頭する楽しみ方をしているように思えます。(もちろん「野球とベースボールは別」と言われたらそれまでですが・・・)
オンラインゲームとプロレスと野球(もしくはベースボール)だけで、ニッポンとアメリカの違いを語るのは無理があるのはわかっていますが、それくらいしか比べる物を知らないので、ごめんなさい。
そして、ふと思っただけで、特に答えが出ないことも、併せてごめんなさい。
でわ、股!!