アルバイトとして働くスイミングスクールで一緒に働くスタッフから、仕事内容のことを聞かれました。
「子どもが泣くと、どうしていいかわからないんです」
そのスタッフは孫くらいの、いわゆるZ世代で、これまでこんなことを聞かれることはなかったので驚きましたが、そこは先輩としてちゃんと答えました。
子どもが泣いて「どうしよう・・・」と思うのは当然で、それはちゃんと人の心が備わっている証拠なので、全く問題ありません。
ただ、コーチとして、さらにプロとして、頭では別と考える必要があります。
というのは、子どもが泣くのはSOSのサインであり、何かをどうにかしてほしいという訴えなのです。
例えば、子どもが泣かずに「泳ぐのが怖い」と言えば、常に補助をするか、浮力を補う補助具を使うか、泳ぐ距離を短くするか、しばらく休むか、どれかをするはずです。
つまり、泣いていることをSOSと捉え、それを解決するために「どうしたの?」「何が嫌?」と聞きだして、それに対応すればいいだけ。と考えるのです。
なんだか冷酷な感じはしますが、子どもが泣いているから何もできない・・・と困るコーチよりは、保護者からの信頼は得られると思います。
(と、簡潔に書いていますが、実際はもっとベラベラと長々と喋ってます)
それを聞いたZ世代スタッフは「物凄く腑に落ちました!」と言ってくれて、その日はそれで仕事も終わり、帰り道で「今日はいい仕事をしたな~」と思ったのもつかの間、嫌悪感が襲ってきました。
アレ?間違ってる?
もしかすると、共感してもらいたかっただけ?
単に、「ほんまやね~」と言われたかっただけ?
それなのに、ベラベラと、長々と、しかも一方的に。
これじゃ、ただの自慢話やん。
これじゃ、ただの老害やん。
ハァァァァァァァァ~~~(溜息)
というわけで、ごめんなさい。
仕事のことを聞かれて浮かれました。
Z世代に聞かれて浮かれました。
浮かれポンチでごめんなさい。
でわ、股!!