先週、電動アシスト自転車(以下、電動自転車)を買いました。
約8万円と、電動自転車の中では安い方ですが、それでも普通の人力自転車に比べると高く、会社勤めを辞めて週3回のアルバイトで生きる自分にとっては、かなりお高い買い物となりました。
が、それも「喉元過ぎればなんとやら」で、電動にアシストされて快適に走っていたのですが、バッテリー残量が減ったので充電してみると、なぜかアシスト感が全くなくなり、それでも「気のせい気のせい」と誤魔化していましたが、ちょっとした坂でも立ちこぎになり、さらに走行中にも限らず操作パネルが消えてしまい、さすがにこれは・・・となりました。
というわけで、販売店であるホームセンターに行ってきました。
自転車コーナーにいるおばちゃんに事情を説明すると、名札に「主任」と書かれたお兄さんがやってきて、実際に乗って試してくれて「これはダメですね」となり、この時点で不良品もしくは不具合の発生が確定しました。
で、不具合が確定したのなら、あとは「交換」で即解決と思ったら、主任さんの出すカードは「修理」一択で、「(自転車を作っている)メーカーに問い合わせます」から始まり、さらに「メーカーの方が来れるかどうか確認します」など、とにかくメーカー頼みなことはわかりました。
そこで「いや、これと交換してくれたら・・・」と、買った電動自転車と同じのを指差したのですが、「それはちょっと・・・」としか答えてもらえませんでした。
この辺、販売に関わる仕事をしたことがないのでよくわかりませんが、つまりホームセンターは代理店でしかなく、勝手に交換したり修理したりも出来ないのでしょう。
たぶん。
で、メーカーに聞いてもダメだったみたいで、ここで主任さんの方から解決策として「代車案」を出してきたのですが、これが普通の人力自転車なことにイラっとして、すかさずこう言い返してしまいました。
「それやったら何のために電動自転車を買ったかわからへんね。」
ちょっと意地悪だったかもしれませんが、本音ですので仕方ありません。
こちらが態度を固くしたことに、主任さんが「少しお時間いいですか?」となり、以下の提案をしてきました。
- メーカーに修理方法を聞いて試してみる
- メーカーに電動自転車の代車がないか聞いてみる
- メーカーの方が来れないかもう一度聞いてみる
この時点ですでに30分ほど経過していて、さらに「30分ほど、お時間を・・・」と言われましたが、それが問題解決の早道ならば仕方がありません。
もちろん「これと交換してもらえれば・・・」は変わりませんが・・・
そして30分経過、出た答えはこうでした。
- メーカーに聞いた修理方法では直りませんでした
- メーカーに電動自転車の代車はありましたが届くのは来週
- メーカーの方は「やっぱり」来れませんでした
というわけで、意地悪したことの贖罪もあり、人力代車をお借りして、不具合電動自転車についてはメーカーに修理してもらい、さらに電動代車を来週くらいに持ってきてもらい、それが届いたら連絡をもらうことで、承諾することにしました。
ただ、出てきた人力代車があんまりにもボロボロで再びイラっとすることになりますが、そこはぐっと堪えて我慢我慢我慢我慢・・・
そうして交渉を終えて帰るとき、主任さんに聞いてみました。
「メーカーさんでも修理できないってないの?」
さすがにそれはないと答えましたが、その先の言葉にちょっと「ん?」と思いました。
「もし修理できなかったら、もちろん交換しますよ!」
その言葉に「いや、それやったら最初から・・・」とは思いましたが、言ってもダメだろうと言葉を飲み込み、重いペダルをこぎながら帰路につくのでした。
というわけで、結局電動自転車を買ったら一週間でアシストが機能しなくなり、ボロボロの人力自転車に乗ることになりました。
もちろん、機械ですから不良品が出ることもあり、ホームセンターとしての対応も間違いじゃないのですが、これがホームセンターじゃなく自転車販売店であれば、すぐに修理できるか、もしくは電動自転車の代車があるか、対応は違っていたのかな?とは思います。
そして、ホームセンターで買うことを決めたのも自分なので、自己責任でもあります。
ただ、ホームセンターで電動自転車を買おうか?と迷っている方には声を大にして言っておきます。
ホームセンターで
電動自転車を買ったら
こんなことになるかもしれんから
気をつけなはれや!
でわ、股!!