スイミングスクールにやってきた小学生の子どもが言います。
「えー?なんで入られへんの?」
いつもより少し早く来て、前のクラスが終わってプールは空いてるから、レッスンが始まるまで自由に遊べると思っていたのが、ダメと言われてブーブー言ってます。
子どもがブーブー言うのは当然で、以前はOKにしていたのですが、「それは危険では?」とルールが決まり、それ以降ダメになったからです。
その小学生の子どもに聞きました。
「今って給食を早く食べたら遊びに出れるん?」
自分が子どもの頃は、給食を食べ終えた者から遊びに出てよいシステムで、少しでも昼休みの時間を長くするために、もしくは校庭のよい場所を広く取るために、とにかく早く給食を食べることに情熱を燃やしたものでした。
しかし、現在はそのルールは廃止されたそうで、みんな一緒に食べ終えるのかはわかりませんが、とにかくある程度の時間までは教室を出ることが出来ないそうです。(ちなみに今でも食べるのが遅い子どもはいるようです)
で、聞かれた小学生は即答しました。
「そんなんアカンに決まっているやん」
プールに早く来て遊ぶのがダメなことにはブーブー言うけれど、学校の給食を早く食べても遊びに出れないことには納得していることが、なんだかちょっと微笑ましいというか面白くて、ニヨニヨしてしまいました。
あと、たぶん、給食の早食いがダメになったのは、いかに早く給食を食べるために、事前に皿でぺったんこにしていたパンを丸めて口に放り込み、それを瓶に入った牛乳で流し込み、最後におかずなどをスプーンでかっ込んで、先生に「三角食いしなさい!」と怒られながら教室を飛び出す、そんな自分が子ども世代のせいだと思います。ごめんなさい。
でわ、股!!