「三方よし」とは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」のことです。
逆に「三方よくない」とは、「子どもによくない」「スタッフがよくない」「見ている自分によくない」のことです。
子どもが走り出すのは、仕方がないことです。
子どもが走り出す理由は様々で、一番を取りたいから、見つけた友達のところに行きたいから、あとは単に広いから、とにかく走りたがります。
ただ、それがプールサイドで滑りやすく、こけて頭を打てば大ケガする可能性がある場合、どんな理由があろうとも、走ることは許されません。
それを止めるのが、スタッフの仕事です。
本来は走り出す前に「歩いてね」と声をかけるのがベストですが、他の仕事もあって出来なくて仕方がないとしても、すでに走っている子どもに「走っちゃダメよ」と声をかけたのに、その声を全く無視されて走り続ける子どもに何もしない、まるで「声はかけたので仕事はしました」と言わんばかりのことがあります。
そこそこ長いことやってきて、現場責任者も経験している自分としては、「子どもに声をかけるのが仕事ではなく、子どもが走るのを止めるのがスタッフの仕事では?」と思っちゃうのは仕方のないことです。
新しい現場では、首を突っ込まないと決めています。
「ん?」と思うことも口にはせず(顔には出ているかもしれませんが・・・)、与えられた仕事を淡々とこなすだけと決めています。
が、やっぱり今回みたいなことを見ると「ん?」となり、「それでも口は出さないと決めているし・・・」と葛藤して、プールの中で「ワーッ」と叫んで解消していますが、精神的にはよくはないです。
もちろん、それでも仕事と割り切って、今日で仕事納めなので、がんばってきます。
でわ、股!!