46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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若者に謝ったハナシ〈mata.〉

19歳で、スイミングスクールの水泳コーチとしてデビューしました。

その頃は子どもがたくさんいて、しかもプールが狭いうえに天井が低くて、さらに周りには大きな声を出すベテランコーチばかりで、多少の声量だと子どもに伝わらないので、いつもボリュームを上げていました。

 

それから35年。

今もスイミングスクールでコーチをしていて、先日、たまたま両隣のコース(レーン)がコーチデビューの若者でした。

いつものようにボリュームを上げていると、両隣の子どはたちがこっちを見て、デビューしたコーチは「こっち見て~!」となり、サブについたベテランコーチが「ニシオカさんの爆音にやられてる・・・」となりました。

 

レッスン後、デビューした若者コーチ2人に謝りました。

「声が大きくてごめんね」

しかし、続けてこう言いました。

「けど、ボリュームを下げるつもりはないから」

 

時代は変わり、子どもの数も減り、大きな声は不要かもしれません。

ただ、子どもは変わらなくて、大きな声には振り向いて、小さな声には見向きもしません。

常に楽しそうなことを目で追いかけるのが子どもで、そこに割って入る音量じゃないと、振り向かせることは難しいのです。

 

もちろん、自分も若者と同じアルバイトであり、首は突っ込まないと決めているので、若者2人に偉そうに話をするつもりはありません。

ただ、あのときのように、高き山としてそびえ立つことが先輩コーチの役割だと信じて、今後もボリュームは下げません。

 

みたいな話を嫁さんにしたら、「可哀想!」とぶった切られましたとさ。

ふぅ~。

 

でわ、股!!