前回(先週)、メダカの調子が悪くなったので、いろいろ対策をした上で新しいメダカをお迎えしたら、全滅させてしまったことを書きました。
メダカを飼って79週目「メダカ水槽の大改革に着手せよ!」のハナシ〈mata.〉 - 働けおっさんブロガー
メダカを飼って約1年半も経つのに、情けないやら申し訳ない限りですが、ここで諦めたらこれまでが無駄になりますので、「メダカではなくバクテリアを飼うのだ!」と、基本に返ることにしました。
とにかく水換えをする
メダカが全滅したことで、とにかく水換えが必要です。
しかし水槽は屋内にあり、しかも塩素を除去する浄水器等もないため、10リットル入るバケツ2つに水を汲んでおいて、そこにカルキ抜きを放り込み、さらにひと晩寝かせ、毎日水換えを数日間続けました。
おかげで、亜硝酸はほぼゼロ、硝酸塩は少し、くらいになりました。
エアレーションにひと工夫してみる
前回、これまで無かったエアレーション(ぶくぶくするやつ)を導入しました。
それ自体は全く問題ないのですが、さらにバクテリアを増やすためにいろいろ調べていると、『流動式フィルター』なるモノを発見!
流動式フィルターとは、水槽内に設置した容器の中で、エアレーションで空気が下から上に上がる力を利用して軽いろ材を回転させて、生物ろ過をすることが目的です。
さらに、生物ろ過とは、バックテリアに水をキレイにしてもらうことであり、つまり自分が思い描くことに合致するじゃありませんか!
そこで、ペットボトルと軽いろ材としてスポンジを用意して、自作してみようと思ったのですが、その前に、我が家の水槽内には以前購入した小さな溶岩石があり、これが利用できないか?と考え、結果こうなりました。
これは、ペットボトルの下に穴を開け、その穴にエアレーションのチューブを挿し、そこに溶岩石を詰めただけのお手軽品ですが、うまくいけば、空気が下から上に上がることによる水の流れが起きて、さらに表面が凸凹して多面性の溶岩石に、酸素が好きなバクテリアが定着するのでは?というわけです。
バクテリアとアンモニアのことを少し
ここまでバクテリアバクテリアと書いてきましたが、なぜそんなにこだわるかを書いておきます。
まず、メダカ類の生体は様々な形でアンモニアを放出します。
さらに餌の食べ残しや枯れた水草などからもアンモニアは発生し、これはメダカにとっては毒となります。
そのアンモニアを餌として食べてくれるのがバクテリアで、バクテリアとアンモニアは切っても切れない間柄なのです。
と簡単に書きましたが、本当はもっとややこしくて難しくて、けれど難しく考える必要はない!と仰る方もいて、とにかくよくわかりません。
ただ、間違いないことは、餌となるアンモニアが無いとバクテリアは増えないみたいで・・・
パイロットフィッシュが必要なのですが・・・
パイロットフィッシュとは、水槽を立ち上げるときなどに、わざとアンモニアを発生させるために導入される魚のことで、そういう名前の魚のことではありません。
前述したように、バクテリアはアンモニアを餌とするので、バクテリアを早く定着させるために、わざとアンモニアを放出する魚を入れるのです。
ただ、ここでよぉ~く考えて頂くとわかるのですが、「バクテリアを定着させるため」ということは「バクテリアが定着していない」わけであり、魚にとっては危険な環境で、メインの魚のために身を挺して・・・みたいな役割なので、パイロットフィッシュと検索すると「かわいそう」と出て来るくらいです。
つまり、我が家の水槽の環境としては、まめに水換えを行い、エアレーションを工夫し、自家製ペットボトルろ過装置のろ材はストローで酸素を取り込み、現在バクテリアを定着させるために奮闘中であり、次はパイロットフィッシュを!という段階まで来ているはずなのですが、また同じように全滅させてしまうのではないか?と思うと怖くて・・・悩んでおります。
(などと書きながら思ったのは、前回全滅したメダカたちがパイロットフィッシュとなってくれていたのであれば、もう環境は整っているのかな?と思ったり・・・。しかし、その仮説が正しいのであれば、全滅したメダカたちが放出したアンモニアがあるはずで、それを分解する過程(アンモニア⇒亜硝酸⇒硝酸塩)が見れるはずなのが、それ(特に亜硝酸)がちっとも数値(試験紙)に現れず、それで余計に迷っております)
というわけで、とりあえずは元気なエビたちに頑張ってもらって、しばらく様子を見てからパイロットフィッシュとしてメダカをお迎えすることにします。
(たまたま揃っているところをキレイに撮れました)
でわ、股!!
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