先日書きました、サプライズの続きです。
数年ぶりに、長年やってきたスイミングスクールのコーチの仕事に復帰しましたが、長年やってきた経歴は一旦リセットし(というか猫をかぶり)、新しい職場ということもあってサブ(補助)からのスタートなのを、得意分野であるチビッ子クラスだけは「やらせてください!」と志願しました。
志願したきっかけは、以前、3人の子どもを担当させていただいたお客さん(お母さん)から、チビッ子クラスの担当を離れた自分に対し「もったいない!なぜやらないんですか!」と、割と本気で言われたことでした。
そこで、再びコーチの仕事を始めた報告と、チビッ子クラス志願の後押しをしてくれたお礼を直接伝えようと、サプライズを行い、見事成功しました。
が、そんなサプライズを仕掛けたはずの自分に待っていたのは天然のサプライズ返しで、一番上の子どもさんがコーチの仕事をしていると聞き、驚きと感動と時の流れの速さに、その場に崩れ落ちそうになりました。
というのが、前回までのあらすじです。
さて、サプライズにサプライズを返された自分としては、このまま終わるわけには!と謎のやる気スイッチが押され、コーチの仕事を始めた一番上の子に会いに行く『サプライズ返し返し』を行うことにしました。
その前に、その一番上の子のことは『彼』としておきます。
彼がコーチとして働くのは、彼にとっては赤ちゃんの頃から通ったプールですが、自分にとっては長年働いてきた職場でもあるので、お互い勝手知ったるところなのですが、自分は会社を辞めた部外者なので、一般客としてスタッフルームではなくギャラリー(見学席)に向かうことにしました。
ただ、ひとつだけ不安が。
彼と最後に会ったのは、彼がまだ小学生の頃で、あれから10年近くの時が経ち、現在大学生の彼がわかるかどうかは、ちょっと不安でした。
が、不思議なもので、一発で「あ、彼だ」とわかりました。
その瞬間、子どものいない自分にとってはよくわかりませんが、たぶんこれが子どもの成長を感じる親の心境なんだろうなと涙が出そうになりましたが、もう次の瞬間には先輩コーチとしての感情に支配され、彼の一挙手一投足に「ああ~そうじゃない!」とか「そこはイイ!」とか、涙はどこへやら、嗚呼悲しき職業病・・・となりました。
その後、彼がお昼休憩に入ったタイミングを見計らい、昼食を買いに外に出たところで声をかけ、彼は「あああ!ニシオカコーチ!」と驚いてくれて、「母親から聞いていたけれど、まさか会いに来てくれるとは思いませんでした!」との言葉も頂き、サプライズ返し返しは大成功!!
と思いきや・・・
彼と一緒に立つ若者が、実は彼と同時期にプールに通っていた、つまり、かつて自分が担当していた子どもであり、そのことに再び驚いた自分としては、サプライズ返しの返しの返しの・・・
というわけで、サプライズはどこまでも続くのでした。
でわ、股!!