長年、スイミングスクールでコーチの仕事をしてきましたが、8年ほど前に会社を辞めて、さらに個人事業主として別の会社で働いていたのもクビ契約解除になり、それからずっとプールとは無関係の隠居生活をしてきました。
といっても、まだ体も頭もある程度は動くので、働こうと思えば働けますが、一度隠居生活の味を知ってしまうと抜け出せず、誰かから「頼む!うちで働いてくれ!」と言われれば行きますが、実際にはそんな声がかかることはなく、このままず~~っとのんべんだらりんしていると思っていたら、スマホに着信が・・・
「頼む!うちで働いてくれ!」
相手は昔お世話になった元上司で、話を聞くと現在はいくつかのプールの統括責任者をされているみたいで、そのひとつが人手不足で困っており、そこで自分に白羽の矢が立ったみたいです。
もちろん有難い話で、お世話になった方に頼まれたら断れないのですが、それでも一応「こんな自分でいいんですか?」と聞いたら、食い気味にこう言われました。
「おまえみたいに面白いレッスンできる奴が必要やねん」
詳しい事情はわかりませんが、こう言われたらもうダメです。スマホを持っていない反対側の腕がブンブンと回り始め、「わかりました!行きましょう!」と答えました。
というわけで、まだ詳しいことは決まっていませんが、アルバイトではありますが働くことになりそうで、こんな自分でも必要とする場所があるみたいです。
でわ、股!!