長年、スイミングスクールでコーチの仕事をしていました。
コーチの仕事はプールに入って行う、いわゆる体が資本の仕事です。
しかし、コーチといっても、ただの人間ですから、風邪を引くこともあります。
そんなとき、先輩コーチから、よく言われました。
「プールに入ったら治る」
実際、体温より低い水温に浸かることで体はシャキッとして、水中では体が浮くことで楽になり、なんとなく治った気がするのですが、当然、水から上がれば体は重くなり、さらに冷えたりまた熱っぽくなったりでコントロールが効かなくなり、悪化することはあれど、良くなることはありません。
もちろん昔だから許された考え方で、今では働き方的にも倫理的にも(お客さんに病気をうつすので)ダメですが、会社の考え方は変わっても、いまだ現場は人手不足で変わっていないかも?
なんてことを、熱っぽい頭で思い返しながら、試しにとシャワーを浴びましたが、ちょっとスッキリしたものの、やっぱり熱は下がりませんでした。
というわけで、まだ熱っぽいです。
でわ、股!!